解説
「倉田典善」とは、河合克敏の柔道マンガ『帯をギュッとね!』の登場人物である。
そのため、県内の柔道関係者(警察、学校関係者問わず)に顔が利く。
第1話より登場。
柔道昇段審査にて「抜群(実技審査試合で六人抜きで勝利し、昇段すること)」を中学生にして果たした杉清修、宮崎茂、三溝幸宏、斉藤浩司、そして粉川巧に目を掛けた。
そして5人が浜名湖高校で柔道部を立ち上げた時に、顧問となった「倉田龍子」の父親であったため、浜名湖高校柔道部に深く関わって行くことになる。
ツテを頼って他校との合同練習を組んだり、
地方大会の出場登録をしたり、
巧たちに柔道の理論や知識を解説したり稽古を付けたり、
浜高柔道部が最初に出場した地方大会では、対戦校チームの弱点を見抜き、攻略法をアドバイスして勝利に貢献したりと、
物語序盤の浜名湖高校柔道部の「もう一人の顧問」的な立場となる。
普段は皆から「おっさん」もしくは「倉田のおっさん」と気軽に呼ばれている。
それでも柔道の理論と経験では巧たちを大きく上回っており、50代にして未だに巧たちを軽く投げ、一本を取る事が出来る。
しかしやはり歳のため、スタミナははるかに劣る(長く練習相手を務めると腰を痛めたりとか)
後に、浜高柔道部の練習相手として「県警の柔道道場」を紹介し、県警の機動隊員であった「西久保」を「浜名湖高校柔道部のコーチ」として導く事になる。
まあその結果、「娘をかっさらわれる事態」となるのだが、それはまた別のお話(笑)