週刊少年チャンピオン2014年51号から2016年13号まで連載された。全61話。
女子高生の赤木蛍と、二年の失踪をへて骨だけの姿の幽霊になって彼女の元に帰ってきた兄、圭一のコンビが数々の怪奇な事件を解決していく。
主要登場人物
- 赤木蛍(あかぎ けい):本作の主人公。聖マルス学園一年生。両親がともに忙しいため、家で弟や妹の面倒を見るのは蛍の役割となっている。
- 赤木圭一(あかぎ けいいち):蛍の兄。二年前に行方不明になった。それ以前は交番勤務の制服警官で、幽霊になった今でも警官の制服と拳銃を身につけている。
- 緑川楓(みどりかわ かえで):聖マルス学園の一年生で蛍とはクラスメイト。探偵を自称しており、その自分をさしおいて事件を解決してしまうことから蛍をライバル視するようになる。
- 黄多川礼(きたがわ れい):聖マルス学園一年生。伯父の影響で武術をやっていて、小柄な少女という見た目に反してかなり腕がたつ。霊感が強い方なのか霊がそばにいるのを感じとれるような描写がある。
- 桃園霧子(とうえん きりこ):聖マルス学園の二年生で風紀委員長。政治家にも頼られるような占い師の家の生まれだが、当人はオカルト系の話を全く信じない。蛍の目には霧子を守る三面六臂の巨大な守護神のような存在が見える。
- 青葉真琴(あおば まこと):聖マルス学園二年生。霧子とは初等部からという長い付き合いの友人同士。霧子いわく「この学校一の天才」。
登場人物に関する備考
蛍、緑川、黄多川、桃園、青葉の五人は、作者が本作の前にチャンピオンに連載した『名探偵マーニー』に「マーニー部」のメンバーとしてほぼ同じデザインのキャラクターが登場している。しかしキャラクター設定に多少の違いがあり、完全に同じ世界の同じ人物となるようには描かれていない。
また、この五人の名字の一文字目、赤・緑・黄・桃・青は『秘密戦隊ゴレンジャー』のカラーと一致している。
表記ゆれ
波ダッシュではなく全角チルダを使った「兄妹~少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿~」タグも使用されている(実はこの記事の作成時点では全角チルダ版の方が使用数は多いのだが、ピクシブ百科事典では記事名に全角チルダを使おうとすると自動で波ダッシュに変換されてしまう)。
おそらく「少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿」で部分一致検索をかけるのが一番作品を見つけやすい。