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概要

単行本5巻収録の長編「野球編」で登場した台詞。

たけし達はひょんなことから全国3位の小学生野球チーム「マメマメタイガース」の8軍エース・剛から1軍への練習試合の助っ人を頼まれせっかくだから勝つためにとゴン蔵、エージ、天堂、まさとし、サムソン、ユンケル、小次郎と言った縁のある者達を試合の助っ人として集め試合に臨んだ。

そのうちの1人ゴン蔵は「4番ピッチャーならいいぜ」という条件で引き受けた。

試合開始直後はたけしの意表を突いたセーフティバントによって滑り出しがよかったが、1軍ピッチャーマイケル山本が本気を出して投げ始めたことで後のメンバーは次々に三振を取られあっという間に窮地に立たされる。

8軍の守備パートになってゴン蔵はピッチャーとして張り切って投げ続け、30種類もの球を使い分けてまで投げ続けるがいつの間にか9-0なってしまい早くもコールドゲームの危機に。

毒舌な実況アナウンサーが「ちょっと展開早過ぎって言う声も聞こえるような聞こえないようなまぁ気のせいでしょう」という台詞をよそにギャグタッチで描かれたゴン蔵と肉メンは

ゴン蔵「やっぱおれのせいかなあ」

肉メン「うん きっとね」

と半ば爽やかにヤケになっていた。

このやり取りを見たたけしは頭でこう考える。

たけし(いや…ゴン蔵は悪くない…球種も多いしスピードもあるし眉毛もつながってるし…文句なしだ)

と冷静に(眉毛は何一つ関係ないが)彼をフォローしつつ、

たけし(じゃあ何が悪いのか…まあいろいろ考えてみると…

全部ゴン蔵が悪い!!)

と真面目な顔で一周周って結局ゴン蔵が悪いと言う結論に達するというボケが読者になかなかのインパクトを与えた。

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