CV:西前忠久
概要
アニメ『半妖の夜叉姫』に登場する妖怪。
頑丈な甲羅で身を守っていることから、四神の一つ玄武が基となっていると思われる。
約50年ほど前、西の獣王・麒麟丸に仕える四凶の1人・渾沌と戦うが、渾沌が張り巡らした呪符の罠に囚われて敗れ、甲羅を渾沌に奪われる。
甲羅は渾沌の鎧とされ彼の身を守るものとなったが、渾沌を父の仇と狙う冥王獣の冥福と3人の夜叉姫が共闘し、とわに鎧は妖力の途切れる継ぎ目を狙われ無力化、冥王獣の残留思念も加勢したことにより、鎧をはがされた渾沌は一敗地に塗れることとなる。
冥福
CV:広橋涼
冥王獣の子。50年前、父が渾沌に討ち取られ、甲羅を奪われるところを目撃、あまりにも非力なため渾沌にも捨て置かれ、仇を討てない悔しさを抱えながら父が眠る池に棲みつづけていた。
50年前から姿が今と変わっておらず、冥福曰く「渾沌に対抗する甲羅が育つには少なくともあと50年はかかる」とのことである。
余談
原作の『犬夜叉』にも登場している妖怪であり、アニメ版でのCVは同じ西前氏である。原作では魍魎丸に取り込まれているが、本作では50年前に混沌に敗れた事になっており、いささか矛盾がある。原作でも一度滅せられて復活している描写があるので、別個体なのか、『犬夜叉』の時には復活していたのかは不明。
尚、次回にも金禍と銀禍と言う妖怪が登場するが、こちらも魍魎丸に取り込まれており、2週連続で魍魎丸の犠牲者たる妖怪が登場する運びとなった。