大城門には、番犬がおります。忌々しい、冷たい谷の番犬が…
概要
英語表記:Vordt of the Boreal Valley
エリア「ロスリックの高壁」のボスの1体。
イルシールからロスリックへと送り込まれた外征騎士の1人が、法王サリヴァーンから贈られた指輪の呪いにより、獣と化したもの。
人の面影を残しながら巨躯に育ち、四つ足で外敵へとにじり寄るその外見は、さながら騎士の甲冑を纏った大熊の化け物である。
また、冷気を操る能力を持ち、口からブレスとして吐き出すことも出来る。
高壁から不死街へと繋がる大城門に番犬のように居座っており、使命を果たそうとする不死を倒し続けている。
戦闘
手に持った巨大なメイスを振り回して攻撃してくる。
一撃の威力は高いものの攻撃の判定は短く、動作も大振りな為回避は用意。
また、後方への攻撃手段を持たない為、背後に回り続ければ攻撃を受けることは無いだろう。
ボルドの特徴として今作から追加された状態異常、凍傷を操る。
本作の毒や出血と同じくゲージ蓄積式で、発症時に一定ダメージを受ける他、スタミナ回復速度とダメージカット率が下がってしまう。
ボルドと戦闘する段階ではよほど経験値稼ぎをしていない限り、体力もスタミナも初期値に毛が生えた程度である事が大半である。そこにこの凍傷ダメージを食らえばそれだけで致命傷となり、生き残ってもスタミナ不足とカット率により回避も難しくなる上に被ダメージまで増えてしまう。ガードしても凍傷ゲージは蓄積されるため注意しよう。
体力を一定値まで減らすと咆哮と共に全身から冷気を吹き出して第2形態へ移行。
直後にほぼ確定で連続突進攻撃を行ってくる。
速度が早く、突っ込んでくるだけでなく直前で飛びかかってくるため慣れないうちは非常に躱しにくい。タイミングが掴めないうちはガードしよう。
また、長い溜めの後に冷気ブレスを吐いてくる攻撃も使用するようになる。
溜め中は隙だらけな上に頭部を攻撃し続けると致命攻撃を決めることが出来るが、間に合わなかった場合、ブレスのダメージと凍傷ダメージにより最悪の場合即死する。
慣れれば隙だらけで回避も容易、そして初心者でも付近で強力なNPC白霊を呼べるようになっているため、さほど苦戦することは無いだろう。
余談
彼を倒して得られる「冷たい谷のボルドのソウル」からは「ボルドの大槌」と「法王の左目」を錬成することが出来る。
ボルドの大槌はエンチャント無しで冷気属性を持つ貴重な武器であり、法王の左目は連続して攻撃を当てるとHPを回復する効果を持つ。
どちらも強力な為、どちらを選んでも損をすることは無いだろう。
ロスリックの各地にはボルドと同じく、イルシールから送り込まれた騎士である冷たい谷の外征騎士が存在する。やはりこちらも獣化しているが、こちらはほっそりとしておりスピード型の敵。
高い攻撃力と高速の連撃を兼ね備えており、苦戦は避けられない難敵となっている。倒すと武器、防具をそれぞれ確定でドロップする。
中でも入手の早い「イルシールの直剣」は装備条件がゆるく、リーチが長く、また扱いやすい直剣カテゴリーであることから攻略に便利。マップ構造を利用したハメ戦法も取れるため、初心者にも入手しやすいのも魅力の一つである。
~ボルドは冷たい谷の外征騎士の一人であり~
~常に儚い踊り子の側にあったという~