初期アナスイ

しょきあなすい

『ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」の男性キャラクター「ナルシソ・アナスイ」の登場初期の姿。

概要

初期アナスイとは、初登場時のナルシソ・アナスイの事である。

ウェザー・リポートと共に本編初登場した時には女性のような顔つきと体つきをしていたが、再登場し物語に本格的に関わるようになった時に男だと明かされ体型も筋肉質になったため話題になった。この犬とかこの人たちのような前例はあったが、性別まで変わったのはアナスイくらいである。

ちなみにアナスイのスタンド「ダイバー・ダウン」には物体を体に埋め込んで簡単な整形が出来るので、整形していたと考えれば一応矛盾は無い(実際に劇中でスタンド能力による老人への整形を披露している)。

なお、性別も変わったのは「同性愛を描くつもりが没になった」からと噂されているが確証は無い。

作者の荒木飛呂彦は2019年のイベントLucca Comics and Gamesの壇上にて、「アナスイを登場時女性として描いたのは何故か？」という質問に

「男女を超えた中性的なイメージを、時代がそれを少年誌でも描いていいのかなってことだったんですけど。そうですね。僕が描いた時代」

と答えており、同性愛を描くつもりだったという発言はしていない。

容姿

原作では上半身しか描かれなかったので、ここでは上半身の容姿のみの情報を記載する。

再登場時と違い短髪で、タンクトップのような服を着ている。首にはチョーカーを3つ付けている。また、腕には網のような物もあることが確認できる。

アニメ版

流石に無理があると判断されたのか、無かったことにされた。

おそらく彼が観ていたらこう呟いただろう…

あ…ありのまま 今　起こった事を話すぜ！

『おれはテレビの前で女性のアナスイが出てくると思っていたら　いつのまにか男性が出てきた』

な…　何を言ってるのか　わからねー（以下略）

もっとも、玉美や間田のようにアニメ化にあたり後期のデザインで統一された例もあるので当然かもしれない。

なお、作者の荒木飛呂彦は6部のアニメ化にあたりスタッフに「アナスイは女でもいいよ」と進言したとの事。荒木氏にとっても、アナスイの性別変更は心残りだったのかもしれない。

関連イラスト

男アナスイと一緒に描かれたイラストも多め。

関連タグ

ジョジョの奇妙な冒険　ストーンオーシャン

ナルシソ・アナスイ

容姿が激変したキャラ

• イギー（初期はブサイクだったが、終盤になるにつれ覚悟が決まった精悍な顔つきに変化した。）
• 広瀬康一（身長がけっこう縮んだ。）
• 小林玉美（同上。）
• 間田敏和（同上。）
• ファニー・ヴァレンタイン（序盤はふくよかな体型をしていたが、ダイエットに成功した。）
• ストーン・フリー（こちらも初期デザインは男性型だったが、だんだんと女性型のデザインになった。アニメでは後期型に統一されたのも共通している。）