「剣奴」とは「剣闘士」の日本における異称である。
剣闘士の奴隷としての側面を強調した言い方であるが、剣闘士の出自は必ずしも奴隷ではなく、犯罪者であったり、志願した一般人であるという場合も割とあった。
というのも、実力次第では相当の報酬と観衆の喝采を得る事ができたからである。
ただし身分としては剣闘士の間も解放された後も奴隷同然であり、育成や維持にも金が掛かることから、実力があれば大切にされる反面、実力がないと当て馬にされて殺される事もあるような実力主義だったと言われている。
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当て馬にされた例