加害妄想
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かがいもうそう
加害妄想とは、誰かに迷惑をかけていないかという強迫観念に苛まれる妄想である。
加害妄想とは被害妄想とは対となる妄想で、人に迷惑を掛けてないかといった強迫観念に迫られる状態である。
そうなってしまうのは日本人の場合、ムラ社会で生き抜くために大きく嫌われないか仲間外れにされないといった処世術によるところが大きい。
それは創作・表現の場にも当てはまり、誰かへの配慮は確かに大事だが、「誰か1人でも不快にさせてないか」という気持ちに陥るあまり何もかけなくなってしまうということもある。
また被害者意識・被害者面・被害者ぶるという言葉が使われるのに対し(主に非難する意味合いで)、加害者意識・加害者面・加害者ぶるという言葉は使いにくいせいか、あまり聞かれない。
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