医療プレイとは
医者と患者などの医療的なシチュエーションを用いた性的倒錯プレイ。
いわゆる所の『お医者さんごっこ』ではあるが、プレイには主に実際の医療器具などを使用する場合が多い。
使用される器具がSMプレイなどと一部同じであったり(浣腸器、クスコ、カテーテル等)、医者役と患者役の関係がSMプレイで言うところの主従関係にも似ており、広義ではSMの範疇で捉えることもできるが、あくまでもその行為自体は『擬似的な医療行為』という事が前提である。
主な行為や器具など
浣腸…ガラス製シリンダーや、ゴム製のポンプ式浣腸器、もしくは市販の簡易型浣腸等を使用。
導尿…尿道用のカテーテルを尿道口から挿入し、膀胱内の尿を強制的に排泄させる。
膀胱洗浄、又は浣腸…導尿で尿を排泄させた後、膀胱内に尿を戻したり、又は他の液体(蒸留水、牛乳等)を注入する。
膣鏡挿入…女性の膣に膣鏡を挿入し、内部を露呈させることで、患者役の羞恥を促す。特殊ではあるが、この際に子宮にカテーテルや、大掛かりなものだとファイバースコープを挿入するプレイも一部では存在するが、危険性が高い。
他にも、開口器、内診台、ピンセット、聴診器といった器具や、白衣や包帯などの医療を連想させる小道具も使用されることが多い。
プレイの注意点
プレイ全体に言える事だが、使用する器具はもちろんの事、性器や手などの清潔を保つ事は絶対的に必要。使用した器具を最利用する場合は煮沸消毒などで殺菌を行う事が不可欠であり、使用して放置したような物は絶対に使用するべきではない。また、体内に異物を挿入することが多いため、傷などをつけない為にも細心の注意を払う必要もある。場合によっては体内に異物が入ったまま取り出せないという事例も多く有り、プレイを行う者は、自らの責任において行うべきである。