楽曲
概要
幕末の盲人音楽家である吉沢検校(二世)によって作曲された、箏と胡弓のための楽曲。現在は箏と尺八の合奏で演奏されることが多い。
浜辺に遊ぶ千鳥の姿を、千鳥を詠んだ歌を取り入れて描いた作品で、随所に美しい描写表現が見られる。箏曲としては『六段の調』、『春の海』に並ぶ著名な楽曲である。
歌詞は、前歌は『古今和歌集』(詠み人知らず)、後歌は『金葉和歌集』(源兼昌作)より採られている。
歌詞
塩の山 差出の磯に住む千鳥 君が御代をば八千代とぞ鳴く 君が御代をば八千代とぞ鳴く
淡路島 通ふ千鳥の鳴く声に 幾夜寝ざめぬ須磨の関守 幾夜寝ざめぬ須磨の関守
関連タグ
体位
注意
この先R-18要素を含みます。
概要
「四十八手」のひとつ。
仰向けに寝た男性の陰茎を、身体の側面から相手が咥える性交体位。
この様子が箏を弾いている姿を思わせることから、上記の楽曲としての『千鳥の曲』を連想し、この名がついたと思われる。
このほかにも四十八手は、時代のせいか自然物や高尚な事柄を由来に名付けたものが見られる。