概要
1967年に公開されたアメリカの映画。
監督はマイク・ニコルズ。主演はダスティン・ホフマン。
原題は「The Graduate」。graduateは卒業を意味する。
主題歌をサイモン&ガーファンクルが担当したことが話題になった。
母娘との恋愛を通して、悩める若者の苦しみや焦燥感が描かれる。
いわゆるアメリカン・ニューシネマの代表的な作品の1つとされる。
米国アカデミー賞で監督賞を受賞した。
あらすじ
有名大学を卒業したもののこれからの目標を見出だせない青年ベンジャミンは、ひょんなことから人妻ロビンソン夫人と不倫関係を持つことになる。
しかし彼女の娘エレーンにベンジャミンが惹かれてしまったことで全てが狂い始める…。
登場キャラクター
()内は演者。
- ベンジャミン(ダスティン・ホフマン)
大学を卒業したての青年。
大学では陸上部で活躍し、新聞部の部長でもあった。
しかし、今は目標を見失ってしまっている。
- ロビンソン夫人(アン・バンクロフト)
ベンジャミンの父の友人ロビンソン氏の妻。
- エレーン(キャサリン・ロス)
ロビンソン夫人の娘で、ベンジャミンの幼なじみ。
実家から離れバークレーの大学に通っている。