概要
幼馴染であったポール・サイモンとアート・ガーファンクルは、1957年に「トム&ジェリー」を結成し、「ヘイ・スクールガール」でデビューしたが、学業に専念するため解散し、2人は大学に進学した。
1964年、「サンモン&ガーファンクル」として再デビュー。デビュー・アルバム「水曜の朝、午前3時」は初年度売上3,000枚と言う惨憺たる結果となり、アート・ガーファンクルは大学院に戻り、ポール・サイモンはヨーロッパへ放浪の旅に出掛けた。
しかし、デビュー・アルバムを耳にしたコロムビア・レコードのプロデューサー、トム・ウィルソンが、収録曲の「サウンド・オブ・サイレンス」を勝手に加工してシングルカットした所、瞬く間に大ヒットし一躍人気デュオとなった。
その後も、「スカボロー・フェア」、「ミセス・ロビンソン」など大ヒットを連発。
1970年、5作目のアルバム「明日へ架ける橋」が発表され、タイトル曲や「コンドルは飛んで行く」、「ボクサー」などを含む代表作となり、1,000万枚の売り上げを記録した。
しかし、その制作中から2人の対立が深まり、サイモン&ガーファンクルは活動を停止しそれぞれソロでの活動に移行した。
その後も何度か期間限定で再結成しているが、スタジオ・レコーディングは1975年のシングル「マイ・リトル・タウン」と2004年の「シチズン・オブ・ザ・プラネット」のみ。
「冬の散歩道」、「ボクサー」は日本のドラマで主題歌として使用された。