概要
三人組の一人。忍者らしからぬド派手な装束に身を包む、極度にナルシストな馬鹿。
自意識過剰な目立ちたがり屋かつ名前通り変態的な性格で、任務中だろうが主君の御前だろうが、踊り、歌い、叫び、愛を語り、剣を飲み込み、シンクロナイズドスイミングを披露する。素質はともかく才能はあるらしく、驚異的な身体能力を有していて余計に始末が悪い。
根は優しく年相応に純真な面もあり、極丸と組むとツッコミ役に回り意外と常識家な一面を見せることもある。が、大抵の場合は一緒に暴走し、周囲に多大な被害をもたらす。
姫子へ情熱的で献身的な愛を捧げており、思うに任せぬ恋に苦悩している。恋する人の気持ちを一番に尊重する潔い面があり、最終話で姫子が好きなのが極丸なのを察して、寂しく思いながらも身を引くが、そんな哀愁漂う姿に女性陣(誇張婦人、加賀の淫蘭、ねえや等癖のある女性ばかりだったが)からは言い寄られてモテていた。
同作家作「ルナティック雑技団」には、彼の血統である愛咲家が登場。異常なオーバーリアクションと芸術家気質が連綿と子孫に受け継がれている事がわかる。