概要
「原作未読破」とも。
執筆者がネタ元となる原作を途中までしか読んでいない状態で創作した作品、及びそうしたスタンスの執筆者自身を指す。
考えられる要因として、
- 原作自体の分量が多く、完読に時間がかかる。
- 原作は単行本で読む方が好きで、連載最前線の本誌は基本的に追わない主義。
- 体調や時間の兼ね合いで消化に中断が生じて思うように進めない。
- 推し・ガチ恋対象が本編の途中で死んだ、本編の展開が過酷で読む側の精神的耐久値を越えたなどで心が折れた。
- 途中から話や描写の方向性が好みに合わなくなった。
などがある。
制作時に執筆者が確認できた範囲より後に公開された設定や展開と食い違う内容になる可能性があり、最前線まで確認済みのファンから見た際には作品に違和感が生じることもある。
とはいえ最前線を走る読者でも対象作品が連載・シリーズ刊行途中の未完状態であれば、自分の考察・認識・願望が公式の後発情報と食い違い、それまでに発表した二次創作と齟齬が出たり続きを読みづらくなったりすることは少なくないので、かつての自分も通った道、または自分にもあり得た道だと思ってあたたかく見守るといいだろう。