原作者_岸辺露伴

げんさくしゃきしべろはん

スピンオフ小説集『岸辺露伴は倒れない』に収録された、北國ばらっとによる一編。

「お前は結局、俺を〈ないがしろ〉にしたんだぜェェ────────ッ！」

概要

『ジョジョの奇妙な冒険』スピンオフ漫画『岸辺露伴は動かない』のスピンオフ小説集『岸辺露伴は倒れない』に収録された短編。著者は北國ばらっど。

初出はウルトラジャンプ2021年11月特大号付録「岸辺露伴は動かない 短編小説集(4)」。「黄金のメロディ」と共に発表された。

あらすじ

「丁重にお断りさせてもらう」

岸辺露伴は告げた。

露伴は杜王グランドホテル一階のレストランに来ていた。露伴の前に座るのは、集英社が発行する「別冊ジャスト」編集長の白原端午である。

今日、露伴は白原から自身の作品「異人館の紳士」の実写映画化を持ちかけられていた。漫画家にとって夢のような提案である…はずなのに、露伴はにべもなく断ったのだ。

納得できずにあの手この手で食い下がる白原に、露伴は7年前の「異人館の紳士」テレビドラマ化の際の出来事を語り始める。

露伴が「リアリティ」を追求するが故に、その元ネタを〈ないがしろ〉にしたことによって起こった悲劇を。

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岸辺露伴は倒れない