吉本雅和

よしもとまさかず

『エデンの檻』の登場キャラクター。

概要

明協学園3年2組。初登場は2巻。メガネをかけた優等生。墜落事故後、ザジと向田美奈（むこうだ みな）、田中政則（たなか まさのり）の4人で行動して海岸までたどり着いた。その矢先で離島を発見してイカダを作り、島からの脱出を計画していた。途中でアキラたちと合流。

ザジとは小学生時代からの親友だったが、中学以降はザジとの成績の差などから疎遠になっていた（ザジは墜落事故後まで吉本と話すことはなかった）。真理谷をライバル視しているが、真理谷自身は全く相手にしていない。

本心ではかなり利己的で自分以外の者を見下しており、ザジとの友情もすでに切れていた。イカダで海に避難したのを機にアキラたちを裏切り、向田と共に沖へ逃亡するも、自分たちが目指していた島が蜃気楼による幻だったことを知って絶望。その直後現れたバシロサウルスに向田共々捕食され死亡。

その後、アキラたちが海辺を去る際、ザジが浜に流れ着いた吉本の遺品の靴をイカダの残骸に結びつけて墓標を作り、吉本への別れを告げる。このシーンは、週刊連載時には描写されていなかったが、単行本で加筆された。

16巻の回想にて、学年成績は4位。5教科合計475点。

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