概要
ファイナルファンタジー14で起きた大事件の一つである。
平成期に起きたものと令和期に起きた合計2件あり、両件とも解決済みとなっている。
本記事は二度あることは三度あるにならないようにまとめたものである。
元祖(君だけ部外者事件)
2018年9月下旬、「次元の狭間オメガ アルファ編 零式4層」を攻略しようとした固定パーティがいた。そのパーティはレイドファインダーというシステムを使って申請を行ったという。この時申請者のミスで7人パーティで申請して、固定以外の1人がパーティに参加することとなった。
詳細なことは省略するが、チャットで固定外の1人に「君だけ部外者」と言い残し、運営を巻き込んだ大問題に発展した。ちなみに「迷惑行為を理由に除外」という最終手段は行っていない。
これが後に君だけ部外者事件として歴史に刻まれることとなった。
令和版(君だけV外者事件)
2022年7月13日、個人VTuberの女王のノーラの配信で全く同じことが起きた。
女王のノーラの募集内容は以下の通り
「初見&下限(装備)でギミックを理解する為に、(放送主が)指示を出す前にギミックを避けない事。守れなかったらキック」
このVTuberは女王様キャラを通しており、FF14は初心者と自称していた。そこで初見を大事にするため以下のルールも制定していた
- 自分の指示を守れ
- 配信コメントでネタバレをするな
- ゲーム内チャットは禁止
配信を見ていることを前提にしたルールであり、固定パーティを組んで遊ぶのであれば全く問題はない(そんな訳あるか)。
最初のパーティはプライベートの設定が入ってたといい、固定以外のユーザーが加わることはなかった。しかし、日本時間午前3時にノーラのアカウントが課金切れで強制ログアウトとなった。この後課金してログインしたがこの時プライベート募集が解除されていたことに気付かず、パーティ人数の確認を怠り、新しく入った1人の名前が日本風だったからリスナーだろうと勝手に解釈(実は英語圏のプレイヤーだった)したという。
開始から1分後、指示通りに動かない8人目のプレイヤーに業を煮やし、配信でキックすると宣言、自称(ここ重要)ファミ通に寄稿経験のあるライターの村崎カインが操作するプレイヤーが8人目にMPKを行い、他のメンバーも蘇生などリカバーをせず8人目のプレイヤーを放置、その後元祖でも行わなかった「迷惑行為を理由に除外」を実行し、8人目のプレイヤーは除外された。
これが配信で行われていたということもあり瞬く間に炎上。コミュニティで加担していたプレイヤー名を晒し上げられ、女王のノーラは謝罪と活動停止を宣言、村崎カインも謝罪した。
ノーラは被害者にコンタクトを取り謝罪。被害者も謝罪を受け入れこれ以上攻撃するのはよくないと呼びかけていたがノーラと村崎の余罪の追求に勤しんでいた者らには届かなかった。
余罪追及
女王のノーラについて調査が入り、継続課金150日以上で取得できるベテランリワード報酬のタンタラスブリーチを所持していることがわかり、初心者とウソをついていることがわかった。また、配信で使っていたのは複垢ではという疑惑が浮上している。
そして本件は意外なところに飛び火する。
ファミ通への延焼
前述の通り村崎カインがファミ通に寄稿していたライターを自称していたことから、ファミ通を刊行するKadokawa Game Linkageに問い合せが殺到したため声明文を発表した。
この中で「村崎カインについては7年前からライターとして仕事の依頼をしていない」とされ、村崎とKGLは無関係と断じられた。
※2015年頃のファミ通は旧エンターブレインから刊行されていた。
ちなみにファミ通は過去(2003年)にFF11でライターのででおが「赤だけかな最悪は」とファミ通に書いたことで禿ガル祭(FF11における抗議行動の一種)が起きている。
その後
ノーラや村崎カインらの発言によると、運営からの処分は口頭注意に留まったとのこと。
これによりTwitter上が暫し荒れる事となった。