「理不尽だ」
CV:長井新
プロフィール
※物語開始時点(アニメでは2話)のプロフィールです。
本名 | 君塚君彦 |
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年齢 | 18歳 |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 5月5日 |
好きなもの | 探偵、アイドル |
苦手なもの | エージェント、グリンピース、冬の起床、粉薬、ハト・カラス |
職業 | 助手 |
武器 | ハンドガン |
信条 | 自分の手の届く範囲の人間に手を差し伸べる |
概要
4年前、シエスタとはるか上空1万メートルの飛行機内で出会う。それから、なんやかんやあり、シエスタの助手となった君塚君彦はそれから3年間(本編開始の一年前まで)《名探偵》を自称する少女シエスタの助手として三年間の間、世界中を飛び回り、《世界の敵》と戦っていた。
しかし一年前、シエスタが死亡した事で日本に戻り、今では普通の高校生活というぬるま湯につま先から頭のてっぺんまで浸っていた。
そんな彼の元に彼の噂を聞きつけた同級生の少女夏凪渚がやってきた所で物語は始まる。
人物
口癖は「理不尽だ」。
天性の巻き込まれ体質という特異な体質の持ち主。
本人曰く、「大通りを歩けばフラッシュモブに参加させられ、裏道を行けば白い粉の取引を目撃する」との事。
それに殺人現場に居合わせ過ぎて、顔なじみの警官からは疑われているという何処かの名探偵のような体質である。
上記の体質の所為もあってか、場慣れしており基本的には冷静な部類。
しかし、仲間の危機や自己犠牲するようなやり方には感情を露にする。
知識や推理はシエスタほどではないにしろ、優れるが身体能力はシエスタやシャーロットには劣る。とはいえ護身術や銃の心得はあり戦闘が全くできないというわけではない。
君塚の両親は君塚が生まれてすぐに蒸発。(例の体質のせい?)
シエスタと出会う前は数々の施設を転々していたようだが詳しい来歴不明。
君塚は苦手なものはあまりないと言っていたが、シエスタ曰く苦手なものは上記のようにいろいろあるらしい。
またシャルとは犬猿の仲で、シエスタとの3年間ではいつも喧嘩ばかり、夏凪との出会い後すぐも喧嘩ばかりであったが、少しずつお互いに心を開いて仲良くなっていった。最初、シャーロットは「シャル」と愛称で呼ばれることも嫌っていたが、今では普通にシャルと呼ばれている。
シエスタとの出会い
4年前、君塚は街中を歩いていると、とある黒い服の男たちにアタッシュケースを持って飛行機に乗るよう言われる。そうして飛行機に乗ると、
「お客様の中に、探偵の方はいらっしゃいませんか」
と飛行機のアナウンスが鳴る。君塚はいつもの巻き込まれ体質によるものだと思い、無視しようとするが隣の席から
「はい、私は探偵です」
という声が聞こえてくる。そして、君塚がとっさに名前を尋ねると、隣の席に座っていたシエスタはこれまたいきなり、
「ちょうどよかった。君――私の助手になってよ」
と言われ、答える間もなくシエスタと《SPES》の初めての交戦に巻き込まれるのであった。
この一件が解決したのち君塚はシエスタと自身の中学校で文化祭デートに行くことになった。そこでも、また事件に巻き込まれるのだがシエスタの力でこれを解決。だが、この文化祭のことは君塚にとっては思い出したくもない黒歴史であるようだ。
後日、シエスタにもう1度、
「「君――私の助手になってよ」
と言われる。君塚としては日常というぬるま湯に浸ったような生活を送りたかったため断ろうと思っていたのだが、同じタイミングで述べられたシエスタの、
「私がキミを守る。」
「君がその体質のせいで、どんな事件やトラブルに巻き込まれようと、私がこの身を挺して君を守ってあげる。」
という宣誓に言いくるめられ、シエスタの助手となった。
本人でもなぜそれを認めてしまったのかよくわからないらしい。
シエスタとの3年間にも及ぶ冒険譚
シエスタとはアメリカでブロードウェイを見たり、シンガポールではその国の首相から頼まれた依頼をこなしたりするなど、結果的に3年間で世界各地を飛び回り世界三周した。その中で、エリートが集う異国の学園に潜入したり、ビーチで水浴びをしたり、バナナボートに乗ったり、ビーチバレーをしたりと遊びながらも《人造人間》と戦いを繰り広げるなど探偵としての仕事もこなしていた。しかし、君塚とシエスタの出会った後の文化祭・旅の終盤のロンドン周辺での出来事以外は現時点(原作小説10巻まで)では詳しくは描写されていない。
シエスタの死後夏凪渚と出会いは夏凪渚のページを参照。
再び動き出す物語
シエスタの死後1年間君塚に関わる物語は止まっていた。しかし、夏凪渚がそれを再び動かした。そこで君塚は新たな仲間との出会い、かつての仇敵との再会などを通じて成長していく。
ここからは本編の大きなネタバレを含みます。TVアニメ「探偵はもう、死んでいる。」のシーズン1では語られていない、原作小説(3~10巻)のネタバレも含みます。アニメしか見ていないという方は注意してください。まだ読んでない方はそちらを読んでから読むことをお勧めします。
ここからは原作小説4巻までの内容を含みます
新たな旅立ちと夏凪の苦悩
クルーズ船でのカメレオンとの戦いにおいて夏凪渚にシエスタの人格が表出する。そこで
シエスタとの再会を喜びつつも新たな仲間たちとともに前へ進むことを決意し、夏凪にこれからも探偵を続けることをお願いする。夏凪もそれに自信はなかったが、シエスタに頼まれてしまったこともあり、引き受ける。こうして、夏凪が探偵、君塚が助手、斎川やシャルを仲間に新たな冒険が始まるのだった。
しかし、クルーズ船での戦いの後4人は何者かに誘拐され、そこでシエスタの死の真相を探るビデオを見せられる。そこで、ベテルギウスの花粉で忘れていたシエスタの死の真相を知る。詳しくはシエスタのページを参照。そして誘拐犯から《調律者》・《名探偵》の本当の意味などを知ることになる。そして次期《名探偵》として夏凪渚が任命されようとしていることも知る。しかし、夏凪本人はシエスタの命を奪ったのは自分で、またロンドンで何も罪のない人たちを人格が違ったとはいえ殺してしまったことに非常に強い罪悪感を覚え、《名探偵》を継ぐことのできる状態にはなかった。しかし、君塚は夏凪だけが罪の意識にとらわれる必要はなく自分も半分罪を背負うと宣言した。それでも、夏凪の気は晴れなかったため、ノーチェスの力を借りて夏凪はヘルと対話する。
禁忌の願い
さらにネタバレが続きます
その後斎川唯のプロデューサーとなる。
さらにそのあとシャルと喧嘩するもノーチェスの力も借りて和解、さらに加瀬風靡と対立するが、このとき、スカーレットから受け取ったカメレオンの《種》を飲むことで透明化の能力を得る。その透明化の能力を用いて、仲間と協力しながら、何とか風靡との対立に勝利し和解。しかし、シードの《種》は諸刃の剣であり、一度それを体内に入れると最終的に《種》に身体を乗っ取られてしまう。そのため、本気で仲間たちから心配された。
それでも、君塚はどれだけ身体を捧げてもとある禁忌(ねがい)を口にする。
「―いいか?
―俺はお前を諦めない!
―たとえお前がこの結末に満足しようとも、俺だけは絶対に認めない!
―もしかしたら、誰にも理解されないかもしれない!
―夏凪にも!
―斎川にも!
―シャーロットにも!
―そしてこれは、世界の理に背く行為なのかもしれない!
―それでも絶対に!
―いつか俺はお前を生き返らせる!
―必ず、必ずだ!」
なんとシエスタを生き返らせると宣言したのだった。
そして、その願いをかなえるため夏凪とロンドンに旅立つ。ロンドンでまた事件に巻き込まれつつも、《巫女》ミア・ウィットロックを説得し、願いへと1歩近づく。また同地で、シエスタが1年前残していた手紙を読み、シードに関する情報を集める。またその後、1年前も訪れた島でもシードの情報を集める。しかし、シードが突如襲来し、シードとの戦いが始まる。詳しくは夏凪渚のページを参照。
シエスタの復活と別れそして…
ここからは原作5巻の内容を含みます。
夏凪の決死の賭けによりシエスタは復活するも、かわりに夏凪は死亡した。そのことにひどく落ち込むも、シエスタの言葉で再び前を向く。その後、シエスタとともに《巫女》からロンドンでの2人の話し合いの内容を知る。その内容を知ったのち、シードとの再戦が始まる。
シードとの戦いにシエスタ・ヘルの力で勝利するも、再び夏凪は眠りにつく。夏凪を目覚めさせるため、シエスタに連れられてアメリカへと行く。そこで、《連邦会議》に出席し、多くの《調律者》と出会う。またそこで、自分は《特異点》という性質を持っていることを知る。《特異点》については後述。
その後、裏切り者の《調律者》の《怪盗》アルセーヌをシエスタとともに捕まえようとするが、失敗。
その夜、シエスタにシエスタとの3年間が非常に楽しかったことを伝えるが、翌朝にはシエスタは姿を消していた。詳しくはシエスタのページを参照。
シエスタとの戦いに勝利しシエスタは再び眠りについた。またこのとき夏凪も目を覚ました。そして、夏凪とともにシンガポールに向かった。
《師匠》との出会いと別れ・新たな探偵との出会い
ここからは原作6巻の内容を含みます。
君塚がシエスタの助手となる3年前、小学生だった君塚は現在と変わらず事件に巻き込まれており、行きつけの交番でお世話になっていたようだ。そのせいで、行きつけの交番の所長は定年間近ではあったが退屈しなかったという。そしてこのときは、現在のアパートに住んでいたわけではなく、とある施設にいた。また、その施設には門限があるらしい。しかし、ある日いつも通り交番にお世話になっていると、そこの所長から、身元引取人がいると告げられる。その身元引取人に名前を尋ねると、彼は
「ダニー・ブライアント」
と名乗ったのだった。
彼が身元引取人などではないことは君塚もわかったが、なぜ引き取ったのかはわからなかった。
その後アパートに連れていかれ、
「ここで暮らしていい」
と言われる。
ただ、家賃・光熱費・水道代はダニーが負担するものの、生活費は自分で稼ぐように言われる。しかし、どこかに働きに出るわけではなく、ダニーがたまに持ってくる仕事をこなせばよいとも言われた。どうやら、ダニーはずっとこのアパートにいるわけではなく、出かけてはたまに返ってくるだけのようだった。また、ダニーにお互いのことを詮索しないというルールを設けられる。これが君塚と《師匠》の出会いである。
さらにそこから2年後、君塚がシエスタの助手になる1年前、ダニーとの付き合いはまだ続いており、ダニーのカーチェイスに巻き込まれるなどこのときからすでに非日常に身を投じていた。しかし、ある日アパートでダニーにしばらく帰ってこないと告げられる。ダニーはいつも、旅に出るときにそういったことは言わなかったため、不審に思い、ダニーを追って君塚は北陸地方を訪れる。しかし、その北陸の地でダニーに電話をかけるも、なかなかつながらない。ようやくつながったと思った君塚であったが、少しの会話ののち、電話口から、1人の女の声が聞こえ、直後に銃声が鳴り、それ以来、ダニーの肉声を聞くことはなかった。
さらに1年後、君塚がシエスタの助手になる1か月前、今度はとある事件現場で白銀月華と出会う。彼女はどうやら、1年前に姿を消したダニーを追っているようだった。そんな彼女を利用してダニーの死の真相を明かすべく行動するのだが…
幸せな日々
ここからは原作7巻の内容を含みます。
シエスタの出会いから6年後、夏凪との出会いからは2年後、君塚君彦は日常という名の後日談に足の先から頭のてっぺんまで浸りきっていた。
そこではなんと、シエスタは目覚めていた。
そして夏凪が探偵、シエスタが所長、君塚が助手として3人で白銀探偵事務所を開き、探偵業を営んでいた。(そもそも探偵事務所の広告をまともに出しておらず、ほとんど依頼人はいないため、ほとんど遊んでいたらしいが…)
そんな毎日を君塚はとても楽しんでいた。その感情をあまり表に出してはいなかったが、ヘルやシャーロット、ノーチェスにもまたそれを見破られていた。
そんな状況の中、《連邦政府》から3人は呼び出され、《未知の危機》が起こっていることを知らされ、《連邦政府》高官ノエル・ド・ループワイズはシエスタと夏凪を臨時の《名探偵》
につくよう求められる。しかし、それに一番嫌な顔をしたのは君塚だった。というのも、君塚はシエスタと夏凪に平穏で幸せな日常を過ごしてほしいと思っていたからである。しかし、最後は助手として2人が臨時の《名探偵》につくことに対して口を出すことはなかった。
その後、平和の象徴である《聖還の儀》に参加するためフランスに旅立つ。フランスに向かう機内の中でオリビアから《原典》を受け取る。そして君塚は《原典》の能力を知る。それを用いて、仲間が傷つく、もしくは致命傷を負う未来を回避しながら物語を進めていく。そして、《聖還の儀》の1日前、シエスタが再び以前の《名探偵》に戻りつつあることを君塚は危惧しており、そのことでシエスタと言い争いになる。しかし、当日、儀式の舞踏会においてシエスタと踊った際に、シエスタ(夏凪も含め)に平穏で幸せな日常を過ごしてほしく、シエスタもそれを望んでいると思っていたことを告げる。同時に、昔の《名探偵》の儚い姿を美しく思っていたことも告げる。これでシエスタと仲直りして、《聖還の儀》で起こる事件を解決するための作戦を開始する。
その後事件は発生した。その事件の中で、事件の黒幕は《未踏の聖域》の住人を騙り、《連邦政府》が隠すとある秘密の開示を要求した。しかし、君塚にはそのとある秘密が何を指すのかわからない。黒幕にその秘密の名称を言われても、まったく聞き覚えのない言葉であった。また同時に、《特異点》という言葉の意味や《調律者》が12人であったことも認識できていなかった。
それでも、事件は2人の探偵によって解決した。しかし、事件の中で自身の記憶があやふやであることには違いなかった。そこでシエスタや夏凪とともに過去を振り返り始めたのだった。
過去の検証
ここからは原作10巻までの内容を含みます。
過去の検証の第一弾は君塚が一時的に《魔法少女》リローデットのパートナーとなっていた時の物語であった。
この物語を思い出す中で、《虚空暦録》・《調律者》の1人であった《怪盗》・そして《特異点》という言葉の意味を誰も覚えていなかったことが判明する。君塚も当然それらの言葉を忘れていたが、《聖遺具》に触れると君塚だけは過去の映像が走馬灯のように脳内を駆け巡るようだ。これによって過去の検証が可能となった。この時の《聖遺具》はブルーノ邸宅にあったものをノエルが探偵事務所に持ってきたものだった。
続く第二弾では吸血鬼にまつわる物語であった。
この物語を思い出す中で、《怪盗》アルセーヌまたの名をアベル・A・シェーンベルクがこの世界の異変を作っている可能性にたどり着く。また、《聖遺具》は君塚が実際に見聞きしたものだけではなく、過去に起きた特定の事象を記録として保存していることを知る。それにより、吸血鬼の最期を見ることもできた。この時の《聖遺具》はミアが見つけた《終末時計》の近くにあったという。その先の物語について知るために君塚は当時アベルを追っていた加瀬風靡を探すことになる。また、シャルと連絡が取れなくなっていることもわかる。
新たな《聖遺具》を探すため、アメリカ東部にシエスタと2人でやってきていた。そこで脱獄していた加瀬風靡と再会。シャルから、
「私と連絡が取れなくなったら加瀬風靡を探してください」
というメッセージがシエスタのもとに来ていたため、シャルについて聞くが風靡は知らない様子だった。そこで、もう1つの目的である過去の検証を開始する。そのための《聖遺具》がここにあるとシエスタは確信していた。というのも、日本のある地点からブルーノの宅邸までが1万キロメートル、終末時計までも1万キロメートルで、この地点もまたそうだからである。そしてシエスタの推理通り3つ目の聖遺具を発見し、君塚が触れることで
《怪盗》にまつわる物語を思い出す。
その物語の中で、君塚は《虚空暦録》の正体、《怪盗》の目的などを知る。《怪盗》との戦いの中で一度は彼に敗北するも、仲間たちとそれを乗り越え、《怪盗》が狙う《虚空暦録》のある場所、そしてその正体にたどり着く。そして、そこで《特異点》の力を発揮し、《怪盗》との戦いに勝利し、《怪盗》の計画を破綻させる。しかし、《聖遺具》に記録された記憶はここまででこのあと、《怪盗》との戦いがどうなったのかについては思い出せずにいた。しかし、ミアの予知夢によって最後の《大災厄》の記憶があの《虚空暦録》があった場所に保存されていることを確信する。
さらに、大神から連絡の取れないシャルが、公安の監視対象のテロ組織のメンバーになっているとの情報を入手する。
その後、《大災厄》で何が起きたのか、《怪盗》との戦いがどうなったのか、シャルの現状などは10巻時点では不明。
能力
基本的な能力は上記。
原作ではスカーレットによって蘇ったカメレオンの《種》を飲み込んだ事で透明化能力を得た。
しかし、シードとの戦いで種を取り除かれた事でその能力を失う。
正体
彼の正体は歴史の転換期に必ず現れるという《特異点》と呼ばれる存在。
《特異点》とは、《聖典》に定められた運命を変える事の出来る唯一の力を持った存在。その人物を起点に未来はいくつも分岐する。そして世界の在り方をも変えるイレギュラー因子。また《世界の危機》は君塚を中心に起こり、それに伴い数多くの人物と出会うことになるようだ。そのため、《連邦政府》内には《特異点》を早めに処分したほうがいいという意見もあった。また、《虚空暦録》の争奪戦に巻き込まれることもあるらしい。
しかし、《特異点》が必ずしもうまく働くとは限らない。未来を変えるといった世界の理に反すると必ずひずみが発生し、それが君塚にはどうしようもない形で現れることもあるという。そのため、ある人物から《特異点》という設定を忘れることを提案される。
君塚自身は巻き込まれ体質と言っていたがヘルの言っていた通り、巻き込まれるのではなく、君塚自身が巻き込んでいるのであった。
また、《特異点》という鍵を用いることで、《虚空暦録》のある空間に意識だけで乗り込むことができるようになったり、《虚空暦録》の解析を行うことができたりするようだが詳細は不明。
そして、アベルの《暗号(コード)》とは性質が正反対である。
10巻時点ではここまでがわかっているが、《特異点》にはさらなる秘密が隠されている可能性もまだある。
関連タグ
牧野航平:相方のヒロインに先立たれ、そのヒロインの心臓が後に出会うヒロインと引き合わせる…という点で共通。2021年の夏に放送されたアニメの主人公格繋がりでもある。