概要
1948年、ソ連はドイツ人民警察に対して警備力増強の為に機動警察の成立を命じた。当時は機動隊に近い組織を標榜していたが、旧ドイツ国防軍出身でドイツ将校同盟に関わっていた人物が多く加入した。(なお日本の内務省も陰で似たようなことを企んでいたがGHQにばれて徹底的に解体されている。)
1952年にはさらに組織が拡張して兵営人民警察となった。日本でいう警察予備隊に近い存在だった。
1956年に正式に軍隊となり国家人民軍地上軍となった。この時制服がそれまでのソ連式のものから伝統的なドイツ式のものになり、俗にいう赤いプロイセンのスタイルが確立した。
1990年にドイツ再統一により国家人民軍はドイツ連邦軍に吸収合併され、地上軍も同様にドイツ陸軍に吸収合併された。