概要
歴史上の人物・土方歳三(または彼をモデルとした他の創作物のキャラクター)×『刀剣乱舞』の刀剣男士・和泉守兼定のBLカップリング。
扱う人物とキャラクターの性質上、このタグの付けられた作品は歴史創作、クロスオーバー、腐向け(当作の棲み分けタグは刀剣乱腐)などの要素を含み得る。
和泉守兼定にとっての土方歳三
和泉守兼定は土方歳三の愛刀として最も名の知られた刀である。(土方歳三は数多くの刀を所有していたことが一般に知られている)
刀剣乱舞の和泉守兼定のモデルの内の一振り、東京都日野市の土方歳三資料館に現存する、刀銘和泉守兼定を打った会津藩お抱え刀工は、土方歳三と同時代に生きた人物で(土方歳三よりも2歳年下)、また裏銘にも慶応三年二月日と刻まれていることから、この刀の初めての主が土方歳三であったことが推察される。
そしてこの刀は函館戦争後のある時点で土方歳三のご家族のもとへ戻ってから一度も刀として振るわれることなく土方歳三の遺品として保存され現在に至る。(誰がいつ持ち帰ったのかについては信頼に足る資料は確認されていない。函館戦争で最後まで使われていた可能性も否定出来ない)
つまり、2205年までの約300年間、土方歳三がその刀を振るった唯一の主であった可能性も十分ある。
注:刀剣男士・和泉守兼定のモデルとなったもう一振りの刀、近藤勲から土方の義兄へと送られた書簡の中に登場する二尺八寸の和泉守兼定については、その書簡以外の資料はいまだ確認されておらず、詳細は不明である。想像の余地は大いに残されているとも言える。
刀剣乱舞内においては前の主について言及することがある。維新の記憶函館での回想は必見。