曖昧さ回避
諸星大二郎の漫画(本作の原作)・平沢進の楽曲・今敏が企画していたアニメ映画⇒夢みる機械
はじめに
「夢見る機械」とはフジテレビで放送されている『世にも奇妙な物語』のエピソードの一つである。
2016年5月28日の「春の特別編」で放送された。主演は窪田正孝。
諸星大二郎の『夢みる機械』が原作となっている。脚本は高山直也。
あらすじ
主人公こと野間崎健二は漫画家を志望しているがなかなかうまくいかない青年。彼を心配した母は就職を考えるように言うが、つい口論になってしまい、健二は母を突き飛ばして部屋から追い出してしまう。
すると、突然大きな音が部屋の外から聞こえてきた。健二がドアを開けると、そこには母が倒れていた。しかし、よく見ると…なんと母はロボットになっていた。
驚く健二であったが、母だけではなく父や恋人もロボットになっていることに気づき、真実を求め奔走することに…
登場人物
- 野間崎健二(演:窪田正孝)
作品の主人公。漫画家志望であるが未だ芽が出ず、先が見えない。
- 稲葉慶子(演:石橋杏奈)
健二の彼女。色々と彼をサポートするが…?
- 野間崎直美(演:舟木幸)
健二の母。なかなか成功しない息子を心配している。
この先、物語の核心に触れる内容が記述されています。ネタバレを避けたい方(特に未視聴の方)は閲覧をご遠慮ください。
ネタバレ注意↓
この世の真実
実は主人公が暮らしている世界の人々は恐らく主人公を除き全員元の人間のそっくりロボットである。
恋人の慶子も会社の上司もそこらへんを歩いている人も…元の人間のそっくりロボット
そして、本体はある場所のある機械に繋がれて「自分の理想の世界」で暮らしている。
面倒な仕事は全てロボットに任せて自分は理想の世界で暮らしているのだ。
機械のシステムを止めようとする健二であったが、その結末は…。