「全く。バカ息子は役に立たんわい。秘宝を集めさせ神になる計画であったのに‥‥。たが、まだまだわしにも運がある。お前たちが秘宝を持ってのこのこやって来てくれたからのう。死ねい!」
概要
将軍の実の父親にして、第7世界“大江戸”の真の支配者。
越後屋が裏で行っていたアヘンの密輸事件の黒幕にしてお玉の父を殺害した張本人(だと思われる)でもあり、息子を傀儡として影で“大江戸”を支配しつつ息子や越後屋を使って秘宝を集めさせ“新しき神”になろうと暗躍していた。
息子すらもただの道具としか観ていない冷酷無比な性格の持ち主で、新しき神々とは呼ばれていないものの既に秘宝の力で強大な力を得ているらしく、その姿は正に鬼を思わせる妖怪変化の様な容姿へと変貌している。
息子の将軍が主人公たちに敗れた後に初めてその姿を表舞台へ現すと、敗れた息子を役立たずとして切り捨て始末、主人公たちが多数の秘宝を持っている事を察し、天守閣の屋根へと誘い出して最後の決戦を挑むこととなる。
その実力は折り紙付きで、中でも無属性攻撃「たつまき(リメイク版では神風)」は強力無比の威力を誇り、秘宝・イージスの盾によるパーティー全員へのバリアでも防げない。
リメイク版では、さらに冥界・魂の暗域にて「天帝」の名で再び対決することができる。
しゃちほこ
江戸城の屋根の両端に鎮座する、文字通りのただの鯱。
ただのオブジェかと思いきや如何やらモンスターであるらしく、話しかけると戦う事が出来る。
主な攻撃手段は『ひれ(鋼鉄のヒレ)』、『きば(水流の牙󠄀)』、『しっぽ(フィッシュブロー)』、『でんげき』、『サンダー』、『うずしお(水神の怒り)』。
育ち切っていないパーティーでは全滅必死の強さを誇るが、イベント戦闘ながら逃げる事が出来るほか、こちらの魔力が高ければ『ブレイク』一発で倒す事もできる。
ちなみにオリジナル版では左右とも同じスペックであり、こちらのステータスアップ程度にしか使えなかった。リメイク版では左右のスペックが異なり、また右の鯱が“村正”を、左の鯱が“フレアの書”を落とすようになったのでアイテム目当てに狩られる定めとなってしまった…。
リメイク版ではさらに冥界・魂の暗域にて「鋼鉄魚・甲」「鋼鉄魚・乙」の名で天帝と一緒に出現し、同時に襲ってくる。