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「この星の悪夢さ」


「星の民が『大星災』と呼び畏れたもの。ソレは星霊に似て非なるものでね。喩えるなら百億匹の蝶々に一匹だけ交った毒蛾のようなものかな。可愛らしい蝶と思って近づけば痛い目にあう」


概要編集

星の最深部たる星の中枢(コア)に存在する星霊とは似て非なるものにして星霊を超える星霊


ごく稀に星脈噴出泉(ボルテックス)を通じて星の中枢から浮上してくる星霊エネルギーの中に含まれる異物。


四十七年前、カタリスク汚染地から採取された星霊エネルギーに含まれた妙な不純物を突き止めたケルヴィナによって存在を発見された。


割合としては0.01パーセント未満ながら星霊すらはるかに超える強大なエネルギーを持つ。

これらの性質は既に星霊を宿した人間に憑依するというもので、この二重憑依により星霊との融合が進み、『人と星霊の統合』に至り、通常の星霊使いたちを凌駕する力を得ることができる。


ただし星霊使いの中でも適合できる者は稀であり、自力でこの領域に至ったのは始祖ネビュリス天帝ユンメルンゲンのみである。


ヒュドラ家のヴィソワーズ異形の姿に変貌する能力の正体はケルヴィナの大星災を投与することで『人と星霊の統合』を人工的に成就させる実験で得た能力である。


星霊を超えるエネルギーとして八大使徒が追い求めているものだが、憑依されたユンメルンゲンは「何人にも制御できないもの」だと語っている。


なお、大星災の因子は星霊とは相容れない属性であり火と水のようなもので、大星災に憑依された者にとって大量の星霊エネルギーは猛毒そのものである。


関連タグ編集

キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 星霊(キミ戦)











ここからさらに重要なネタバレがあるため閲覧注意。

































『真の災厄が星の中枢に残ってる』


Ris sia sohia, Ahz cia r-teo, So Ez xiss clar lef mihas xel.(いま解き放つ。星の終わりの歌を聴け)



その本質は星を蝕み穢す災厄で星の民が「星の終末」と恐れる星の大敵(ワールドエネミー)。


この災厄は、人間と星霊を、異形の化物(エネミー)に変貌させる。


人間から魔天使ケルヴィナへ。


人間から魔女ヴィソワーズへ。


人間から魔女イリーティアへ。


星霊から地の虚構星霊(エイドス)へ。


星霊から海の虚構星霊(エイドス)へ。


何もかもを異形へと変えてしまう。


それ故に星の中枢にいた星霊はそれを恐れて地上へと逃げだした。


そう。始祖や天帝に憑依した最強の星霊さえも含めて。


その忌まわしき災厄の真名を『La Selah Milah Uls(ラ セラ ミラ ウルス)』という。


しかも始祖と天帝に憑依したものすら含めて星の中枢にいる本体の何億分の一という欠片に過ぎず、それでもなお並みの星霊を超えるエネルギーを誇る。


八大使徒とケルヴィナはこの災厄に魅せられ、世界を奪う聖戦を実現するため大星災を使役する研究に邁進する。


しかし、上記のようにこの強大すぎる力はある程度適合した星霊使いでも完全には扱いきれず、始祖や天帝でさえ完全に適応しきれなかった。

適応しきれなかった拒絶反応で始祖は自我を蝕まれ、天帝は異形の姿に変貌した。


なお適合する星霊使いの条件は上述の星霊とは火と水のごとく相反する性質故か星霊が弱ければ弱いほど相性が良く星霊が強ければ強いほど猛毒となる。


実際、最弱の星霊を宿したイリーティアは史上類を見ない耐性を備え、反対に女王となるほどの強大な星霊を宿した先代女王カサンドラは半死半生の有様となった。


ただし最強の星霊を宿した始祖と天帝はある程度は適合している上に、極端に星霊が弱い星霊欠乏症を患っているヨハイムは適応検査の薬液だけで拒絶反応を示すなど適合する条件は単純に星霊の強弱のみではない模様。


星霊が恐れるものゆえ、すべての星霊使いは星の中枢にいる大星災に抗うことはできないとクロスウェルは断じており、星の民に至っては、いずれ星を滅ぼす存在故に個で勝てるものは星にいない。人間の力はそもそも通じないとまで言い切る存在。


だが八大使徒の思惑を超えて、欠片どころか星の中枢の本体とも完全融合し得る魔女が生まれてしまう。

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