「可能性の原生生物(生き物)…」
「己の力で電脳空間を克服した奇跡の者…お前こそが解決の鍵となる」
「汝こそが解決の鍵 さあこの力を享受するがよい」
概要
ソニックフロンティアでソニック(と、プレイヤー)を導く謎の声のこと。
こちらの質問は基本ガン無視されるが、やたら協力的であり、道案内(と言っても所々にバリアを張るくらいだが)をしてくれたりスキルを習得させてくれたりするなど色々手伝ってくれる。
声はソニックにしか聞こえないわけではないらしく、単にソニック以外には話しかけてこないだけである。
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この先はソニックフロンティアのストーリーの核心に迫ることになります。
真実を己の力で確かめたい者は、まだ権利を持たず。然れば時を経てまた戻るべし。
既に真実を知るもの、知る覚悟がある者はこの先に進み、己の目的を遂行せよ。
仲間達を助けるためにサイバーエネルギーを取り込みすぎたソニックの身体がレイア島で限界を迎えた時だった。
我が願望が成就する約束の時は近い
この地に束縛されし半身よ…我が存在は蒼穹の彼方に在り!
ソニックに話しかけていた声とは違う何者かがそう言った。
いや、もう半身がそう言った。
ソニックがすでに撃破した3体の巨神には「体組織」、そして最後の巨神には「悪意」が封じられていた。
そう、あの天の声は最初からソニックを利用して自身の封印を解こうとしていたのである。
セージはソニック達がスターフォール諸島を訪れた時点で既にそのことに気づいており、ソニックと敵対していたのは封印が解けるのを阻止するためだったことがこのあたりで明らかになる。
その後、仲間達の助けで復活したソニックはセージ及びDr.エッグマンと協力してカオスエメラルドを探しにウラノス島へ。
エメラルドをそろえて変身したスーパーソニックは、天の声にとってもう用済みとなった最後の巨神に乗り込んだセージとともに決着を付けに行く。
道中ソニックはこう語る。
「電脳空間で全て見てきた。
キミももう気付いているはず…オレが運命の因果を断ち切ってみせる!
力を貸してくれ!一緒に終わらせるんだ!」
天の声の本当の名前は、
THE END
我は宇宙の秩序を司る調律者であり、裁定者。
我が光は裁き。万物を融解させ、原初の塵へと帰する者。
如何なる者も、無限の光から逃れる術は無し。
要するに文明が発達した(THE ENDにとっては発達しすぎた)惑星を片っ端から襲撃して滅ぼしているとんでもなくヤバいやつである。
余談
開発インタビュー等によると、
- 実は「THE ENDは見る人にとって死を連想する姿になる」らしく、プレイヤーやセージが月に見えるのに対し少なくともソニックは別の姿に見えているらしい。
- 戦闘がシューティングとなっているが、元々ほかの巨神戦と同じようにする予定だったが開発の時間が足りなくて、やむを得ずこうなったとのこと。当初構想していた最終決戦はDLCのアナザーストーリー「超・完全決戦」で描かれることになる。