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声:辻谷耕史


概要編集

CLAMP原作の『聖伝-RG VEDA-』の登場人物。


帝釈天の一人息子。母は舎脂で、阿修羅の異父弟(同時に生まれたので双子)である。


冷酷非道な両親にまったく似ていない、穏やかな性格の青年。お忍びで城下町に行ったときには子供たちと遊んであげたり、侍女たちにお菓子をお土産に買ってくるなど、心優しく気配り上手で、民からはとても慕われている。


頼りなげに見えるが、文武両道であり、四天王に匹敵する武を持つ。


乾闥婆王に想いを寄せているが、肝心の乾闥婆王は天王を恋愛対象としてはまったく見ておらず、天王の気持ちに気づいていない(これに関しては、乾闥婆王は蘇摩を心底愛していて、他の人物は眼中にないからであるが)。


終盤に乾闥婆王に求婚をしたが、かわされたあげく、その後四天王としての正体を見せた乾闥婆王に自分には愛する者がいるとはっきりと言われて断られた。だが、そんな乾闥婆王の幸せを願うなど、愛する人の気持ちを尊重する懐の深さを見せていた。


最終決戦時、阿修羅に追いつめられた舎脂をかばい、阿修羅を説得するが、舎脂の言動によって阿修羅の怒りが爆発し、巻き添えで吹き飛ばされる。しかし、『破壊神』として目覚めた阿修羅に、予言が成就する様を見届ける役目として生かされた。




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