概要
初出は東京を舞台に、発売前から中国出身の悪魔をいくつか登場させたいとアナウンスされていた『真・女神転生』。
銀座周辺の2Dフィールドに出現するLv.27のDARK種族「妖獣」中堅悪魔で、モチーフは中国神話に登場する、かつては蛇身人面の天神であったが、天神どうしの諍いから殺されてしまい、黄帝自ら蘇生させたものの、川に飛び込み人食い人面獣に転じてしまったという猰貐/窫窳(アツユ)。
牛の身体に長い赤髪の大きい顔面を持ち、見た目の通り高威力の物理技「噛みつき」「体当たり」や、炎熱系魔法「アギラオ」の特技で攻撃してくる。
ゲーム画面ではなかなか不気味な姿の悪魔であるが、公式イラストでは炎のような鬣を持ち、白い鬼のような顔には短い棘が生え、開いた口には牙があるクリーチャー寄りの姿で描かれており、メガCDに移植された際にドット絵は公式イラストに寄せられている。
なおこの作品以外は『真・女神転生TCG』や『ラストバイブル』のⅡやⅢ(弁髪である)くらいでしか登場していない。