概要
初出作品はシリーズ初代『女神転生』の古参悪魔。
本来の鵺が正体不明や得体の知れない存在の代名詞の割には、種族は一貫して「妖獣」で、中堅レベルのDARK悪魔というポジションもほとんど変わらず、安定した登場率を誇る。
所持スキルはバッドステータス系攻撃や『~かみつき』『~ひっかき』『~ボイス』など動物的なスキルを中心に所持しているが、『まるかじり』を使うのは『真・女神転生デビルチルドレン』ぐらいである。
妖獣系悪魔の顔ともいえるヌエだが、『真・女神転生Ⅲ』以降は仲魔としての印象も板につき、『葛葉ライドウ対コドクノマレビト』でもライドウの仲魔・雷電属ヌエとして登場している。
古参悪魔である為にデザインは変遷を重ねており、褐色のキマイラ(FC、旧約)、猿のような頭部に四足獣の胴体(真Ⅰ・Ⅱ・if、ペルソナ)、そしてNINE・真Ⅲから現在のまるまるしい姿になっている。
そのまるまるしい姿からか、『真・女神転生ⅣFINAL』では、ドロップアイテム「ヌエの肉」5つをハンター商会に納品するというチャレンジクエスト「ヌエの肉を集めよう(まだ見ぬ美食の姿)」があり、クリアすると作中の世界で食料とされるフード悪魔ではないのに、食材として供されるようになってしまう。
また、『デビルサマナー』と『偽典・女神転生』では一般的な鵺のイメージに近い姿で登場している。