威吹荒邦
いぶきあらくに
週刊少年マガジンにて連載中の漫画「赤羽骨子のボディガード」に登場するキャラクターで、本作の主人公。金髪を斜め上に逆立てた厳つい風貌が特徴的な少年。幼馴染である赤羽骨子に好意を抱いている。ある日、かつて父親の威吹丈夫が属していたヤクザ「尽宮組」の組長より、骨子が彼の隠し子である事と組内での抗争で骨子の命が狙われている事を知り、骨子の護衛をクラスメイトと共に極秘で行うようになり、同時に骨子を密かに狙い殺めようとするクラスの裏切者を見つけ出す役割も担う。
自身が小学生頃に母親である威吹桜を半グレに殺された過去がある。
短気で喧嘩っ早く常に周囲から悪い印象を持たれており、その評判は校内はおろか近隣の学校や不良生徒らにも轟いているほど。いかにも不良な見た目だが、実際は人情が厚く骨子の事が大好きで彼女を守るためならばどんな危険な事にも飛び込み守り抜こうとする度胸と気概の持ち主である。しかし、本人の気性の荒さと骨子の正義感強い性分等も絡んで互いに素直になり切れていない。
本人が絡む喧嘩は相手から売られた場合や弱い者イジメから助けようとする局面だけである。また、過去の経験もあってか、相手がどれほどの悪人であっても武力で制圧する事はあれども命を奪うような事をするのは良しとしておらず、最終的には話し合いや説得で落とし込もうとする等とどこか穏健な面もある。
また、とある親子関係においても自分の子供に対して平然と虐待をする親に対して怒りを見せる所もあり、結果的にはそこも彼の良い所と言える。
喧嘩の腕っぷしは相当強く、不良生徒数人を余裕でボコるだけでなく、手負いになりながらも武闘派極道の構成員相手でも退かないほどである。ボディーガードとしての能力は荒削りだったものの、メンバー達からの特訓と修羅場を超えてきたのもあって確実にその実力を上げつつある。
骨子にくっつかれて面倒を見られているのもあってか、風貌に反して学業は優秀である。
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