概要
『宇宙ヨメ』(そらヨメ)とは、「原悠衣」による日本の漫画作品の名称。
一迅社発行の『月刊ComicREX』にて、2012年5月号より2014年3月号まで連載。
あらすじ
小惑星イトカワから惑星探査機が地球に帰還した翌日、白波瀬青彦は謎の少女・さらさと出会う。実は彼女は青彦の嫁となるため、宇宙からやって来た宇宙人だったのだ。
かくして、青彦とさらさ、そして青彦が憧れる先輩・八尾美和の3人を巡る、不思議なラブコメディが幕を開ける。
主要キャラクター
- 白波瀬青彦(しらはせ あおひこ)
本作の主人公の少年。「後星高校」に通う高校1年生(16歳)。
小さい頃から祖母に育てられており、現在は自宅で一人暮らしをしている。そのためか、「平凡で幸せな家庭を築くこと」が夢。
- 八尾美和(やお みわ)
青彦の一年上の先輩(17歳)。青彦が好意を抱いている人物。
勉学・スポーツなどあらゆる面に秀でており、スタイルも抜群。だが他人と関わろうとせず、プライベートが一切の謎に包まれているため、「後星高校の宇宙人」と呼ばれている。
さらさのお目付け役として共にやって来た宇宙人の女性。メイドの格好をしている。通称は「ノト」。
さらさを青彦の嫁とするため奔走しているが、当の青彦は八尾に執心のため気を揉んでいる。そのためか、さらさに対しては(過度ともいえる)愛情を注ぐのに対し、青彦の言動に対してはあからさまに不快感を見せる。
- 八尾果歩(やお かほ)
八尾家の次女。高校1年生(16歳)。
金髪にロングスカート、木刀携行という古典的なヤンキーの姿をしている。
姉の美和のことが大好きであり、彼女に近づこうとしている青彦に明確な敵意を向ける。一方、姉の前では猫をかぶり、口調も一変する。
さらさ・ノートルダムと同じ星からやって来た、宇宙人の女性。
地球上の宇宙人を監視するため、園田飛鳥という名を使い、表向きは後星高校の生徒会長として活動している。
違反行為に及んでいるさらさを摘発するために青彦と接触するが、ある一件をきっかけに青彦に惚れ込んでしまい、それ以来さらさ・ノートルダムと共に青彦の家に同居している。
ノートルダムとは事あるごとに反目し合うが、息の合う部分もある。かつては一緒に活動していた模様。
- 佐坂(ささか)
青彦の友人の男子生徒。学園の女子の情報に通じているが、八尾の実像は知らなかった。
さらさの能力によって、「幼女も熟女も好き」だということを明かしてしまう。