完全善大将軍
かんぜんぜんだいしょうぐん
作中の序盤に登場した謎の武者。 爆熱丸と阿修羅丸が戦っている中、襖状の空間から【白金の宝船】に乗って現れた。
【金色の大鎧】を纏い 兜飾りには大将軍の証である【頑駄無結晶(ガンダムクリスタル)】が存在している。
本作における大将軍は現在不在という状態であり、だからこそ戦乱が起きているという設定。虚武羅丸(虚武羅丸ノ黒)によると 大将軍不在の時代が長く続いている。
古い文献にも記載されておらず、完全善大将軍と呼ばれる大将軍がどうして存在しているのか不明らしい。
よって虚武羅丸からは大将軍の名を騙る不埒者と罵られたが、大将軍にしか使えない秘技「天地返し」を使える。(なお4Dシアター版に登場した破壊大将軍・破壊丸はこれがなく、自称と思われる)
この技で自在に天地をひっくり返すことにより、自身に飛んできた攻撃を相手に送り返すことができ、これにより大将軍としての証明が成った。よって他の武者頑駄無達も従わざるを得なくなった。
後半には扇子を振るうだけで竜巻を起こしており、時にガンダムフォースを陰で援護するが、直接的に戦闘に介入することは稀。
彼らの勝敗を見届けると褒美として爆熱丸の刀を修復する。
ネオトピア滞在時は、透明化したポーンリーオーの存在を感知し扇子を投げて迎撃。シュウトの母「けい子」と友達の「セーラ」が作ったケーキをごちそうになった御礼に自身の名前をサインした色紙をプレゼントした。
ミノフス境界でガンダムフォースがピンチになった際、元気丸の作った井桁ゲートを拡大し 扇子から竜巻を起こして押し出し救出した。
さらにミノフス境界に干渉したジェネラルジオングの茨を剣術により迎撃・進行を阻止している。
劇中を通して陰ながら助力はしているが、勝敗に関わる程度の介入は行っていない。これもまた自身の立場ゆえなのかもしれない。