元気丸
げんきまる
天宮出身の少年武者。
一度、ダークアクシズの拠点に潜入し騎馬王丸を討ち取ろうとしたが失敗してしまったが間一髪の所をシュウトらに助けられ、以後ガンダムフォースと共に行動する。
幼い身体でありながらも、武者を志しているためか身体能力に優れている。性格はわがままでやんちゃな暴れん坊だが不真面目ではなく、話はちゃんと聞いていると言う懐や器が大きいようだ。ガンダムフォースを信用しておらず、隙あらばガンダムサイ奪取も目論んだ。
小ぶりながら愛用の片手斧を使った必殺技「ビリビリ突き」は、巨大なバグバグの装甲を貫通するほどの高威力。
食欲も旺盛で、ラクロアの樹木に実っている「ラクロアバナナ」を一房捕りそれを食べきろうとしていた(味は和訳と英訳では異なる)。
【井桁ゲート】と呼ばれる空間跳躍術を持っていて、コレを利用した移動や技を得意としているが力を使い過ぎると眠くなってしまう。
物語第七部「天下統一!天宮編」では、騎馬王丸を討ち取るために武里天丸の勢力に加わり、小柄ながらの身のこなしと多くの戦場を潜り抜けて蓄積された知識を武器に切り抜ける。
また、天地城にて保管されていたカラクリ兵器【機動武者大神将】を駆って戦場で活躍した。
広島テレビのローカルスポーツ情報番組に『進め! スポーツ元気丸』という番組があり、略称として『元気丸』と呼ばれている。
武里天丸が投げた扇子により片手斧の刃が弾かれると 小刀には【騎】の文字が埋め込まれた宝珠が輝いていた。
本来の名前は元騎丸と言い 騎馬王丸の実の子だった。(母は、自身を生んだあとに他界してしまった)彼を付け狙っていたのは自身と母を裏切って捨てて、ダークアクシズ側に就いたことに対する復讐心からであった。(騎馬王丸も、小刀の宝珠を見るまで彼が自身の子であることを気づかなかった)
大神将という巨大な鎧を纏っていた状態ではあったが、彼を追い詰めた時に
『自分の肉親を殺めてはいけない』とシュウトから言われる。 が『怨んでいた肉親を殺め、自身の復讐に終止符を打て』と騎馬王丸に言われる。(最終的にはシュウトの言葉を選び、肉親を殺めず、長く続いてしまった原因の一つである天地城に怒りをぶつけた)
大神将を外すと、それは【金色の大鎧】となり【白金の宝船】に乗って何処かへ去って行った。
これを纏えたということは・・・? もしや・・・
大戦終了後、複雑な心境ではあったものの親子仲は修復されていき
虚武羅丸を初め、爆熱丸、父の家臣である騎馬王衆、ザッパーザクやザコソルジャー達と共に天宮の世直しの旅へ向かう。
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