CV:朴璐美
「キャプテーン、頑張れーっ!!」
概要
未来都市ネオトピアに住む小学四年生の少年。
機械弄りが得意だが、アムロ・レイのようなインドア派なわけではなく、運動神経も抜群。
キャプテンガンダムとの出会いがきっかけで、ダークアクシズとの戦いに身を投じる事になる。
キャプテンと知り合った後はSDG特別隊員となっている。
自前の発明品を使ってダークアクシズとの戦いで援護することもある。
磁力を発生させて、任意で鋼鉄に張り付くことが可能なローラージェット、ビームサーベルの得を模した装備から発射される超強力接着剤などはシュウトの自作。
後半のクールではバックパックを改修し、シュウトも一時的に飛行可能となった。
特徴的な髪型からザコソルジャーからは「トサカ虫」と呼ばれている。
性格
元気一杯で真っ直ぐな性格。意外とませている面もあったり、ゼロが話を大きく盛った時にはしっかり怪しむなどしている。
また、戦争や支配とは全く無縁かつロボットと共存共栄する世界で育った故に、戦う行為を嫌う傾向が非常に強い。このためシュウトが開発する発明品に武器らしい武器はない。
友達は多いようだがセーラ以外の友人はほとんど台詞で存在が匂わされる程度で実際に登場したことはない。
人間関係
上記のようにダークアクシズの侵攻に居合わせたところを彼に助けられた後、ソウルドライブを起動させてしまったことがきっかけとなり、彼のパートナーとなる。キャプテンのソウルドライブを発動させるには基本的にシュウトの声援が欠かせない。
シュウトは彼女の作るケーキが好物だが、大抵ゼロにまるごと横取りされて食べられなかったという展開が多い。
当初はダークアクシズによって石化されていたが、シュウト達の活躍により元の姿に戻り、彼らと行動するうちに半ば押し掛ける形でガンダムフォースの一員になる。シュウトとは一時騎馬王丸の捕虜となった時は身を挺して自身を守る姿勢に心を打たれ、淡い感情を抱くようになる。
一時彼の捕虜になった際は、彼の武力による戦乱終結という目的を幾度となく反発し、平和的な解決をするよう説得をしていた。彼もシュウトの考えを甘いと否定しつつもある程度共感を示している。
余談
シュウトの声を担当した朴璐美は『∀ガンダム』の主人公・ロラン・セアックの声を担当している。
その後、本作から3年後に放送された『機動戦士ガンダム00』にて、キャプテンの声を演じた神谷浩史と再び「ガンダム」で共演することとなり、さらにゼロ役の斎賀みつきも参加していたことから話題となった。
ちなみにガンダムにおける主役経験者であり、本作はW主人公と考えると二度目の起用ということになる。
が、収録時は音響監督から平気で「君の代わりはいくらでもいる」とピシャリと言われる程厳しかったという。
また、「ロボットと友情と絆を育む」「小学生」「赤・青・黄色系の服」など勇者シリーズの主人公の少年を彷彿とさせる要素も多分に取り入れられている。
関連タグ
ロラン・セアック、ニコル・アマルフィ、リジェネ・レジェッタ、シャナルア・マレン・・・ガンダムシリーズにおける中の人繋がりの人物で、特に後者2名はいずれもキャプテンの中の人と共演している。
友永勇太・・・防衛組織所属の主役ロボットと友情を交わし、その組織の一員となった同じサンライズ作品の小学生の少年繋がり。
天海護・・・こちらも防衛組織所属の主要人物と友情を交わし、組織の一員となった同じサンライズ作品の小学生の少年繋がりかつキャラクターデザイン繋がり。ちなみに彼の髪型もなんとなくシュウトに似ている。