CV:丸山詠二
モチーフ:ブリテンガンダム
概要
作中の天宮(アーク)編にて登場。
姿はとても小柄な老武者頑駄無(おそらく元気丸と同じか一回り小さい)で
兜に弾薬を隠し持っており、家臣の金鶴、銀鶴達と連携で太音ヶ士磨 大丹頂(たねがしま だいたんちょう)を操る。
若き頃は片手でそれを使いこなすだけではなく、気力を激しく消耗するが爆発的な力を得ることができる伝説の鎧<爆心の鎧>を一月ほど纏っていたという強靭な精神力と体力を持っていた。
敵対関係にある騎馬王丸とはかつては同盟関係だった。
活躍
【盟友の叛乱、部下の失踪】
騎馬王軍と共に大将軍の存在が途絶えた天宮の統一を目指していたが、騎馬王軍が突如として同盟を破棄、あろうことか敵対勢力であるダークアクシズと結託するという事態に遭う。戦の最中で出会った爆熱丸を自軍に迎え入れ、ダークアクシズ・騎馬王連合軍と激戦を繰り広げるが、爆熱丸が次元転送装置の暴走で発生した次元ゲートに飲み込まれそのまま姿を消してしまう。
その後も騎馬王軍との戦を続けるが、ダークアクシズから取り寄せたビグ・ザムの猛攻により、拠点の天地城を攻め落とされてしまった。
【最愛の部下との再会】
騎馬王軍と戦を繰り広げている中で、信頼している部下である爆熱丸と再会を果たすが、当初は「戦闘から逃げ出した卑怯者」と言い、爆熱丸が次元ゲートに飲み込まれたことを信用していなかった。 「潔白を証明したいなら<爆心の鎧>を纏え」と命じるが 纏うことができなかったため牢獄に彼を閉じ込めた。
【部下との信頼関係の回復】
虚武羅忍群による襲撃を受けたところを牢獄から脱出した爆熱丸に救われる。その中で爆熱丸は「辛かったのは自分が疑われることではなく、信じていた部下を疑わなければならなかった殿の方だった」と悟りを開いた彼が<爆心の鎧>を身に纏う姿を目の当たりにし、喜びの声を上げた。 その後潔白が証明されたため 爆熱丸と翼の騎士ゼロ、途中で爆熱丸達と合流したキャプテンガンダムを武里天軍へ迎え入れ、騎馬王軍との戦闘に参加させた。
【騎馬王軍との戦闘後】
ダークアクシズが天宮に襲来、騎馬王丸率いる騎馬王軍と次元を超えて現れたS.D.Gと共にダークアクシズと戦う。
【戦後】
再び天地城にその身を置き、天宮の国の復興に尽力する。
余談
元々は彼が登場する予定はなく、爆熱丸の師匠である覇王丸が登場する予定だったが、紆余曲折を経て覇王丸の代わりに武里天丸が登場することになったという。
モチーフとなったモビルファイターは兜の形状からジョンブルガンダムと思われがちだが、実際のところ名前にあるように本機の前身であるブリテンガンダムであり、ジョンブルガンダムの頭部状の兜の下の大丹頂弾頭の支柱もブリテンガンダムの頭部を模している。なので、実質的にネオイングランドの新旧機体のダブルモチーフとなっている。
丸山詠二氏は過去にアントニオ・カラスやリー・ジャクソン、ボルジャーノ公を演じていたが、2015年に逝去してしまったため、本作が最後のガンダムシリーズの出演となった。
関連タグ
爆熱丸・・・部下
騎馬王丸・・・かつての盟友
黄忠ガンダム・・・射撃(こちらは弓矢)に優れた老武将ガンダム繋がり