序幕
かつてフリントと呼ばれる
恐ろしい海賊がいた。
彼は多くの手下を引き連れ、
海を荒らしまわり、あらゆる金銀財宝を
その手に収めたという。
船乗りにとってまさに『恐怖』の代名詞と
なったフリントは莫大な財宝をある島に
隠し、やがてこの世を去った。
フリントの死後、彼の部下だった海賊たちは
血まなこでその行方を追ったが、いまだに
宝は見つかっていないと言われている…
ストーリー
夢を拾う男Ⅰ
開幕:一行が到着したのは、海に囲まれた小さな島。初めて見る海に感激するエクスはタオに誘われるまま、海ではしゃぎ始める。呑気な仲間たちに呆れるレイナだったがいきなり男二人が海岸から踵を返して戻って来る。倒れている男を担いで来たエクスたちと、それを追いかけてくるヴィランたち。すぐに一行は『導きの栞』を構えて応戦する。
夢を拾う男Ⅲ
終幕:ジョン・シルバーと名乗った男は一行にこの島の秘密を話し始める。この島には海賊フリントの隠し財宝が眠っており、シルバーの乗った船も宝を求めて、この島にやってきたという。だが、船員のほとんどが怪物に襲われてしまい、生き残りがどれくらいいるのかもわからなくなってしまったのだ。お宝の話を聞き、テンションを上げるタオをよそに、一行はこの島に潜むカオステラー探索を開始。シルバーもまた、この島でなにが起きているのかを知るために、一行の道案内を申し出る。
宝島の秘密Ⅰ
開幕:一行が島を進んでいく中、タオとシルバーはすっかり意気投合する。そこへ襲いかかってくるヴィランたち。戦おうとするエクスたちだが、シェインは人影を発見。タオの指示でシェインは先に人影を追いかけ始める。こうしてエクス、タオ、レイナの三人でヴィランと戦うことに。
宝島の秘密Ⅱ
終幕:人影を見失ったシェインは一行のもとに戻って来る。シェインの証言から、シルバーは人影の正体がおなじ船に乗っていた見習いのジムではないかと告げる。なぜか自分たちから逃げ回っているジムを追って、一行は北の洞窟を目指す。
裏切りの海賊Ⅰ
開幕:洞窟へ入った一行はあっさりジムを発見する。ジムを諭そうとするエクスだが、シルバーも一緒だと知ったジムはシルバーの正体が海賊だと叫ぶ。
直後、岩盤が崩れ洞窟に閉じ込められる一行。すべてはシルバーの罠だったのだ。洞窟の外に出ていたシルバーは一行に別れを告げ、不気味な高笑いをあげ続ける。
裏切りの海賊Ⅲ
開幕: シルバーは海賊フリントの元部下であり、宝を狙って、ジムたちの船に潜り込んでいた。そして仲間たちを使って反乱を起こし、船員たちを次々とヴィランに変えていったのだ。この想区のカオステラーであるシルバーを追って、洞窟を脱出しようとする一行だったが、その前にメガ・ヴィランが立ちふさがってくる。
終幕:ついに一行は洞窟を脱出し、シルバーを追いかけ始める。海賊であるシルバーは宝に執着している。だからこそ、この島の宝を目指していけば、自然とシルバーのもとにもたどり着けるのではないかと、タオは推測する。
ようやく本来の調子を取り戻した一行は、宝の在り処を知るジムとともに、島の宝を目指して出発する。
宝のもとへⅠ
開幕:ジムの案内で海岸にたどり着いた一行は、宝の眠る洞窟を探しだす。そこへなにかを守るかのように、ヴィランの大群が襲いかかってきた。
宝のもとへⅡ
終幕:ヴィランたちの足跡から、一行は宝の眠る洞窟を発見する。見え透いた手がかりに、シルバーの企みを感じ取るタオだったが、あえて一行は洞窟の中へと進んでいく。
夢に呪われた男
開幕:洞窟の奥で一行を待ち受けていたのはフリントの隠し財宝だった。宝の山に喜ぶジムは金貨を手に取るが、次の瞬間、ジムはヴィランに変身してしまう。驚く一行の前に現れたシルバーは宝に仕掛けた呪いについて自慢げに話しだす。金貨に触れた者をヴィランに変え、自分のクルーに加える。それがシルバーの仕掛けた罠だったのだ。怒りに燃える一行は、シルバーが繰り出すヴィランたちと対決する。
悪夢と金貨の宴
開幕:ヴィランを倒されたシルバーはカオステラーとしての姿に変身する。フリントを超える大海賊になることを望むシルバーは自分の仲間になるよう一行を誘うが、一行は頑として拒否。するとシルバーは待機させていた船から砲弾を撃ち込んでくる。どこまでも切り札を隠し続けるジョン・シルバーたちに、はたして一行は勝利することができるのか。
終幕:カオステラーを『調律』した一行は去り際にジムたちの船を見送る。そんな中、船員たちに連行されるシルバーのもとを訪れたタオは、なにも覚えていないシルバーに別れを告げた。だが、それに返答するかのようにシルバーが放った言葉を耳にして、タオは苦笑する。そして次の旅路へ向かうべく、仲間たちのもとへ戻るのだった。
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