概要
登場キャラ
序幕(ガラスの幼馴染Ⅰ)
むかしむかし、あるところに
シンデレラとよばれる
うつくしいむすめがおりました。
いじわるな継母と姉からいやがらせをうける
シンデレラでしたが、あるときお城で
舞踏会がひらかれることになりました。
継母たちはきかざって舞踏会に出席しますが
シンデレラには舞踏会へ出かけるための
ドレスがありません。
そこへ魔法使いフェアリー・ゴッドマザーが
現れ、シンデレラに魔法をかけました。
うつくしいドレスとガラスのくつを手にした
シンデレラはかぼちゃの馬車に乗って
舞踏会の会場へと向かいます。
そしてシンデレラはお城の舞踏会で
王子さまとの運命の出会いを果たす
ことになるのです…
ストーリー
名もなき英雄
開幕: 全智の存在ストーリーテラーが記述した本、『運命の書』。人々は生まれた時から、自分だけの『運命の書』を与えられ、記述された運命に従いながら生きていた。
空白の頁しかない『運命の書』―――『空白の書』の持ち主である一人の少年は森をいく途中、謎の怪物に襲われる少女に出くわす。彼女を守ろうとする少年に、少女は戦うための力として、一枚の栞を手渡した。怪物たちと対峙した少年はいま、『導きの栞』に宿ったヒーローの魂とコネクトする。
終幕:『導きの栞』に宿ったヒーローの力で、少年は怪物に勝利する。少年の住む想区の外から来たという少女レイナは、仲間と落ち合うために王国の城へと向かおうとしていた。目的地をおなじくする二人はともに城を目指す。
ストーリーテラー
開幕:道すがら、レイナはこの世界の秘密について語り出す。古の伝承をもとに想区をつくりあげ、管理を続けるストーリーテラー。だが、この想区ではそのストーリーテラーが異常をきたし、怪物・ヴィランを生み出す存在、カオステラーに変貌してしまっていた。レイナとその仲間たちはカオステラーを止めるためにこの想区へとやってきたのだ。
そしてふたたび現れるヴィランたちとの戦いに、今度はレイナも『導きの栞』を携えて参戦する。
終幕:ヴィランを退けたエクスはレイナからこの想区の『主役』について尋ねられる。想区には必ず象徴である『主役』が存在しており、カオステラーは『主役』に近しい誰かに憑依しているのだ。エクスは幼馴染のシンデレラが『主役』だと察知する。城の舞踏会に出席しているシンデレラに迫る危機を知り、動揺するエクス。レイナに励まされながら、一刻も早く森を抜けるために道を急ぐ。
かくて仲間は集う
開幕:エクスたちの前に立ちふさがる、ヴィランの大群。突破口を探しあぐねる二人だが、そこへレイナの仲間であるタオとシェインが駆けつけてくる。
それぞれの『導きの栞』を携えた四人。
準備を終えたエクスたち一行は、ヴィランたちに立ち向かっていく。
終幕:ヴィランから入手した詩晶石を使い、新たにヒーローの魂を呼び出す方法を学ぶことになるエクス。するとレイナは自分が持っている本、『箱庭の王国』から魔法の鏡を取り出した。
エクスはレイナから、自分の栞に発現した『ワイルド』の紋章について知らされる。
大切なものを守れるくらい強くなりたいと願っていたエクスは、故郷に迫る危機を救うためにレイナたちと協力して戦うことを申し出るのだった。
箱庭の王国
開幕:城を目指して進むエクスたちだが、なおもヴィランの侵攻は止まらない。まだ戦いに慣れていないエクスを鍛えるべく、タオは実戦式バトル講座を開始する。
終幕:戦いに慣れてきたエクスだが、自分がどれだけ強くなったのか実感が持てないでいた。
現状を振り返るために、レイナは背中に抱えた本、『箱庭の王国』を取り出す。それは招かれた者を頁に描かれた王国へと誘う不思議な本だった。レイナの詠唱に導かれて、エクスは本の中の王国に入り込んでいく。
ガラスの幼馴染Ⅰ
開幕:この想区で繰り返されてきたシンデレラの筋書きをレイナたちに語るエクス。魔法使いフェアリー・ゴッドマザーの魔法により美しく着飾ったシンデレラは舞踏会へと赴き、今宵、王子様と運命の出会いを果たすことになっていた。
そんな語りとは無関係に襲いかかってくるヴィランたち。苦戦を強いられるエクスに、シェインは戦い方についてのアドバイスを授ける。
ガラスの幼馴染Ⅲ
終幕:徐々に戦いのコツをつかんでいくエクス。仲間たちに支えられながら、ヴィランが退いた道を駆けていく。
ヴィランの侵攻Ⅰ
開幕:仲間と共に先へ進むエクスだが、町に近づくほどヴィランの数が増えていることに気づく。
じつはヴィランにはある秘密が隠されていたのだ。
ヴィランの侵攻Ⅱ
終幕:ヴィランの正体はカオステラーによって怪物に姿を変えられた想区の住民だった。彼らをもとに戻すには、『調律の巫女』と呼ばれるレイナの力でカオステラーを『調律』し、もとのストーリーテラーへと戻すよりほかないのだという。エクスは改めて、カオステラーがもたらす脅威の恐ろしさを思い知るのだった。
行く手を阻む者ども
開幕:舞踏会へ向かう前にシンデレラと交わした言葉を思い返しながら、エクスたちはついに町へと到着する。すでに町には大量のヴィランがあふれていたが、エクスは仲間と共に臆することなく突き進んでいく。
メガ・ヴィラン
開幕:町のヴィランたちと交戦する一行の前に、ひときわ巨大な姿の怪物――メガ・ヴィランが姿を現わす。ほかのヴィランとは一線を画す強敵がエクスたちに猛威を振るう。
終幕:エクスたちに倒されたメガ・ヴィランは、なぜか城に伝わる秘宝の剣を持っていた。メガ・ヴィランの正体は城の関係者だったのだ。エクスたちはカオステラーが城の中に潜んでいることを確信する。
シンデレラに迫る危険が確実なものとなり、緊張するエクスは、カオステラーへの切り札となるかもしれない秘宝の剣を大切に握りしめる。
城までの道筋
終幕:町から城へ通じる道は結集したヴィランによって塞がれていた。エクスたちはヴィランたちの裏をかくために、北の山を迂回して城へ向かうルートを選択する。
急がば回れⅠ
開幕:険しい山道を進んでいく、エクスたち。気を張り続けるエクスにタオは励ましの言葉をかける。軽快に山道を歩くタオとシェイン。一方、レイナはというと…
終幕:エクスが新たに拾ったアイテム、それは武器に様々な特性を付与できるスキルコアだった。シェインは急に目を輝かせて、スキルコアや武器についての熱い解説を披露する。
シェイン先生の武器講座・カスタマイズ編、ここに緊急開講。
急がば回れⅡ
終幕:山を迂回したエクスたちは、ついに城へと続く街道を発見する。城に潜むカオステラーを目指して、エクスたちは一気に街道を進んでいく。
舞踏会へ走れ
開幕:舞踏会の会場を目指し、城の中を進むエクスたち。王子様と結ばれる運命にあるシンデレラに、いまだ断ち切れない想いを抱えるエクスだが、『空白の書』の持ち主であれば、ストーリーテラーに記述された他者の運命すらも変えられることを知る。だが、もしシンデレラの運命に干渉すれば、彼女はこの想区の『主役』ではなくなってしまうのだという。行為とその代償について説くレイナの言葉が、エクスの胸に深く刻み込まれる。
新たなる運命の始まり
開幕:いよいよエクスたちは舞踏会の会場に足を踏み入れる。そこにいたのは大勢のヴィランと、倒れ伏したシンデレラ。そしてカオステラーに取り憑かれ、変わり果てた姿となった魔法使いカオス・ゴッドマザーだった。すべての悪夢を終わらせるために、エクスたちはカオステラーとの決戦に挑む。
終幕:仲間たちとともにカオステラーを倒したエクスは、シンデレラの幸せを願い、運命を変えるチャンスを放棄する。そしてレイナは想区の『調律』を行い、撒き散らされた混沌を秩序ある姿へと戻していった。
この想区での役割を終えたレイナたちは、新たに発生したカオステラーを追って、別の想区へと旅立とうとする。だがそんなレイナたちのもとに駆け寄る足音がひとつ。空白だった少年の運命の物語は、こうして始まりを告げた…
次回 | 豆の木イベント「赤ずきんの想区」 |
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