ストーリー
受難のオーベロン(イベントスタート)
妖精の王オーベロンは妻ティタニアと喧嘩し、森を飛び出す。放浪の最中、旅人から『魔法の豆』を手渡され、それを植える。
一方、ティタニアは妖精パックを派遣し、オーベロンをなだめすかして連れ帰るよう命令する。その後、合流したパックとエクスたちの目の前で豆の木が突如として急成長し、一行は木の上を調査することに。
夫婦喧嘩は犬も食わぬ(クエスト1開始 / クエスト1終了)
開幕:パックを地上に残し、エクスたちは大木に登る。ほどなく巡り会ったオーベロンは妻がパックを派遣して自分を連れ戻そうとしている動きを知り、頑なな態度を見せる。エクスたちは豆の木について訳知りなところをオーベロンに垣間見せ、興味を惹く。そこにヴィランたちが襲ってきて、腕が立つところも併せて披露することになる。
終幕:オーベロンと一行はヴィランを撃破する。オーベロンは先ほどパックの名を一行が出したことで慎重になっているが、今自分が置かれている状況から考え、常識を求める意味はあまりないと割り切る。そしてエクスは、天の頂で“栄光”が待っていることをオーベロンに教える。
プライドと偏見(初の帰還)
地上に戻ったオーベロンたちをパックが出迎える。パックは愛想良くオーベロンに接し、ティタニアの命令でオーベロンを連れ戻すように言われたことに言及する。しかしオーベロンは、ティタニアと喧嘩したことは後悔しているものの、素直に仲直りする気にはなっておらず、ティタニアがパックに詫びの言葉を言付けていないことも怒る。パックもエクスたちも、現時点での説得は難しいと実感する。
その頂に待つ者(天空ヒーローの初Lvアップ)
“成長の水”を飲んだオーベロンは、体の奥底から新しい力が溢れ出てくるのを実感する。
天の頂までの道程を踏破し、かつ天の頂に待つ“大木の使者”を倒すにはもっと成長する必要がある、とエクスたちはオーベロンに説明する。が、オーベロンはパックのイタズラの線を疑ったまま。
覆水盆に返らず(豆の木の初Lvアップ)
“成長の水”を与えることにより、豆の木は空に向かってぐんぐん伸びていく。
パックはオーベロンに、妖精の森に帰ってティタニアと和解することを勧めるが、オーベロンは聞く耳持たない。
思わぬ陥穽(ヴィランの復活)
大木を登っていたオーベロンとエクスたちは、倒したはずのヴィランが復活し、帰り道を塞いだことに気づく。
こういう突発的なことも起こりうるから気をつけないといけない、とエクスたちはオーベロンを諭す。
鶏を狩るだけの簡単な仕事(初のコッコヴィラン発見)
遭遇した珍しいニワトリ種のヴィランを見て、オーベロンは警戒心を露わにする。
そこでレイナとエクスが口々に、コッコヴィランを倒すことの旨味を力説。
オーベロンは納得する。
妖精王オーベロンの試練Ⅰ(第1の試練開始 / 第1の試練終了)
開幕:ヴィランが待ち受けているポイントに達し、エクスはオーベロンに、大木には要所要所でオーベロンを成長させるための試練が用意されていることを説明。
オーベロンはそれを理解した上で、最初の試練に挑んでいく。
終幕:見事に試練を勝ち抜いたオーベロンをエクスたちは祝福する。オーベロンは「肩慣らしにもならなかった」と微笑。タオが「奥さんと喧嘩したストレスをぶつけてるんじゃ?」と言うと、オーベロンは咳払いして彼を睨みつける。
妖精王オーベロンの試練Ⅱ(第2の試練開始 / 第2の試練終了)
開幕:第二の試練に挑むオーベロン。オーベロンは勇躍し、ヴィランたちに立ち向かっていく。
終幕:オーベロンは危なげなく試練をクリアする。「この程度、柔すぎて試練などとも認識できない」とオーベロンは豪語。
妖精王オーベロンの試練Ⅲ(第3の試練開始 / 第3の試練終了)
開幕:後の試練の時がやってきた、とエクスたちはオーベロンに告げる。オーベロンは何ら怯むことなく、試練に立ち向かっていく。
終幕:最後の試練もオーベロンは難なくクリアする。オーベロンは「ティタニアとの夫婦喧嘩の方がよほど手強い試練だった」と漏らす。オーベロンは「天の頂でティタニアが待ち受けていたりしないだろうな?」とエクスたちに聞いてくる。エクスたちは何とも言えず、苦笑を返す。
炎の虎と怒れる妻と(豆の木が最大まで成長)
開幕:天の頂のつもりでその場へ踏み込んだオーベロンだが、炎を纏った凶暴なバーンタイガーと対峙する。エクスたちはオーベロンに、まだ中間地点に過ぎないことを説明する。
終幕:見事にバーンタイガーを倒したオーベロンと一行。オーベロンはバーンタイガーの強さを認めつつも、「怒ったティタニアに比べれば、赤ん坊のようなもの」と述べる。エクスたちは苦笑するしかない。ともかく一度地上へ戻り、後半戦に備えることに。
アテネ公爵、夫婦を語る
豆の木が天の頂まで成長すると同時に、筋骨隆々の男が登場。彼はアテネ公爵テセウスと名乗る。
テセウスはティタニアからオーベロンのグチを聞かされ、女の扱いについてオーベロンに講釈を垂れるために大木の番人を買って出た、と語る。愛する女性にどう接するかについて、オーベロンとテセウスの意見が真っ向からぶつかる。
天の頂で、愛を叫ぶ(クエスト100開始 / クエスト100終了)
開幕:天の頂にてエクスたちは、テセウスと対峙する。テセウスはオーベロンに「自分の女房はとことん屈服させろ、でないと王として臣下に示しがつかぬ」と言う。
一方のオーベロンは「自分の妻にはとことん尽くし、そのことに喜びを覚えなければいけない」という自説を披露。テセウスはオーベロンなりに結論を出したことを喜び、あとはお互いに正々堂々の勝負を希望する。
終幕:オーベロンは見事にテセウスを負かす。テセウスは「素晴らしい!ティタニアもそうやって強引に従わせればいいのだ」と言う。オーベロンは「まだそんなことを言うのか!?」と怒るが、テセウスはみなまで聞かずに退却していく。「彼は正しい夫婦の在り方をちっとも理解していない、彼を徹底的に再教育しなければ!」とオーベロンは引き続いてのテセウスとの戦いを決意すると共に、大木を下りた後は妻ティタニアに詫び、今度こそ愛し抜こうと誓う。
素晴らしき哉、夫婦愛(天空ヒーローが最大成長)
これ以上ないレベルにまでオーベロンは成長を遂げる。その過程において何度となくテセウスを打ち負かしたが、テセウスは持論を曲げることはなかった。
愛には唯一無二の正解はなく、その意味ではテセウスは必ずしも間違っていないのかもと、オーベロンは考え直した様子。
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