概要
ペンギンたちがホテル歯車で遭遇したオカルト雑誌の記者の女性社員。声はテイコウペンギンでは珍しい女性キャストが担当している。
名前の由来は「寝る間、惜しむ」。
人物
美人で面倒見もいいマドンナ的存在。
ホテルの部屋の数の都合で池増と相部屋になる。
フミンのためにプレゼントも用意したという。
自分が書こうとする記事の為に資料集めに没頭するも、納期を優先して適当に書けと言って唾を吐かれた事で上司である熊小杉三徹に不満を抱いている。しかし、熊小杉が殺害された時には不安を見せていた。
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※ここから先ネタバレ
「...バレちゃったみたいね」
実は彼女こそが上司である熊小杉三徹を殺した真犯人である。
彼女は既婚者で夫も彼女と同じオカルト雑誌の編集部で働いていたが、熊小杉の無茶な働かせ方で体を壊して帰らぬ人となってしまった。
そのため、彼女は全ての元凶と言える熊小杉に復讐するべく殺害計画を立てる。
熊小杉はホテル内のリフトが下がった状態でリフトに結ばれていたロープで首を吊る形で殺害されたが、これはリフトの特性を利用したもの。
まず洞窟へと繋がる地図を描いた資料には明らかに後で書いたような赤い文字で「百貫」と書いてあったが、これは「百貫=約370Kgの重量を越えるとリフトが下がる」ということを意味していた(当初パンダ達は埋蔵金だと思っていた)。
労働者たちの日誌を読み漁ってそのことに気付いた寝間は、熊小杉を気絶させて首にリフトに結んだロープを引っ掛け、資料室の本を乗せてわざと重量オーバーを起こし、リフトを落として殺害したのだった(本来であればリフトは二人係りでないと動かせない)。
その際に本がこぼれてしまったのか、リフトに乗っていた人形に引っ掛かっている。
本人曰く、今までは好きな仕事として我慢していたが、熊小杉が人形に唾を吐いた瞬間、その人形に亡き夫の面影が重なって抑えていた怒りが爆発。
犯行に及んだという。
内心では後ろめたさもあり、ホテルの中で常に行動を共にしていた池増とフミンにアリバイを作ろうとしており、決して望んで殺人を行ったわけではなかった模様。
その後の彼女の顛末は不明だが恐らく逮捕されたと思われる。