CLAMP作品では主に以下で登場する。
- 『カードキャプターさくら』の登場人物。→ 李小狼
- 『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』の主人公。本項で解説。
概要
CV:入野自由
玖楼国で暮らす考古学者の卵。年齢は「少年と青年の間」とのこと。
ひたすら真面目な努力家で、一度やると決めたことはやり遂げる強い意志を持つ。真面目すぎてたまにいじられる。
考古学を学んでいるだけあって歴史的なものが好きで、旅先でもそういったものを見ると目を輝かせる。
養父である藤隆に拾われる以前の記憶が失く、その生い立ちは不明。
だが考古学者であった藤隆に大切に育てられたため、「記憶がなくても自分は父さんの息子だ」と考えている。
サクラ姫とは幼馴染で、身分は違うがお互い大切に想う存在だった。
上記の真面目さ故に誰に対しても敬語で話すため、彼女からは「敬語使わないで」「姫じゃなくてサクラって呼んで」といつも怒られていた。
サクラの記憶が羽根となって異次元に飛び散り、壱原侑子に頼んで「二人の関係性」を対価に異次元を渡る力を得て、サクラ、ファイ、黒鋼、モコナとともに羽根を探す旅に出る。
多々続く旅で、自分の知られざる存在、もう一人の自分と対峙する事となる。
過酷な運命に立たされた彼の末路は・・・・・・。
能力
戦闘では当初、蹴りを中心とした格闘技スタイルだったが、後に黒鋼に剣術を教わり、それを基本としたスタイルになる。
桜花(エドニス)国の桜都国の仮想現実ゲーム世界「桜都国」で、炎の力を宿す刀「緋炎」を手に入れ剣術を習っていた。
余談
読書好きでもあり、本を読みながら前を見ずに歩くことが出来る。
酒には弱く、酔うと人と物の区別が全く出来なくなり、酔っていた時の記憶も無い。
以下ネタバレなのでご注意!
その正体は飛王によって作られた『小狼』の写身(本物は『』付きで表記される)。コピーされたのは躯のみで、本来は目的のために手段を選ばない冷酷な性格なのだが、本体の左目を媒介にその性格を封印され、上記の真面目な性格が培われた。
東京の一件で封印が解け、魔力を得るためにファイの左目を抉って食べる等、冷酷な行為に及んだ。
その後は一行から離脱し、一人で異世界を旅する。何度か『小狼』と対決したが、一行の旅を経て傀儡としての自分を終わらせることを決意、最後の対決の後に消滅した。
その後、転生を選択し、クロウの血縁(李家)に転生した。同じく写身のサクラの転生と出会い、『小狼』を息子として授かる。『小狼』が両親の関係性を対価にもう1人の自分を生み出す。
関連タグ
ツバサ-RESERVoir_CHRoNiCLE- ツバサ・クロニクル