人物
尽宮組組長の尽宮正人の娘で血縁上は赤羽骨子の実の姉にあたる。年齢は25歳で喫煙者。
金髪のロングヘアーで、右目に眼帯を着けており、スタイルも良い(普段はさらしを巻いて隠している)。荒々しい性格で「正親」という男性的な名前な上に一人称は「俺」であった為に、尽宮組の内情に疎かった頃の威吹荒邦は最初彼女を"骨子の兄貴=男"だと勘違いしており寧から正親が女性だと聞かされた際には非常に驚いていた。
実写映画では正人が国家安全保障庁長官となっている為MI6に所属するエリートで幼い頃から訓練を受け男性として育てられたという設定になっている。
尽宮組の抗争争いに乗っかり骨子の殺害を企て図書館にて、荒邦・骨子と対面。図書館に爆弾を仕掛けて、起爆スイッチを入れた飴細工を口に入れた状態で見せつけて脅すが、荒邦が口に入れた起爆スイッチを口移しで取り出した事で計画は失敗に終わる。そして、この荒邦の口移し行動がきっかけで正親は彼に好意を抱くようになった。
後日、学校にて骨子を再び襲うために潜入。部下と共に荒邦に一斉攻撃を行う。最初は荒邦1人だけだった事もあり優勢に進んだが、後から3年4組総出でかかった事で形勢逆転。
その後、正夫より荒邦の申し出によって尽宮組から破門される。これによって彼女が骨子を狙う理由は無くなったものの、「帰る家を失った」などで荒邦に泣きじゃくった末、彼の家に居候する事になった。以降勝手に荒邦との結婚を前提に3年4組の協力者として事実上の彼らの仲間となり、同時に骨子を恋のライバルと見るようになった。
京都への修学旅行では荒邦の言いつけを守らずに3年4組に付いて来ており、宿泊先の旅館にて骨子の前で荒邦といちゃつく(というか酔った勢いで一方的に彼に絡んでいるだけ)など、彼女と差を付けようとして、めちゃくちゃな事をしたり、同じく修学旅行で京都に来ていた荒邦を目の敵にしている鬼怒ヶ島高校(県内屈指の不良校)に廃病院に人質として拉致・監禁されるなど悲惨な目に遭っている。
修学旅行から帰ってきた後は、自身の愚かさに痛感し、改めて荒邦に相応しい女性になるために威吹家を去る。
その後の登場はしばらくなかったが、終業式の夜の3年4組・尾嚙組・呑頭会の三大勢力による決戦において、3年4組の助っ人として参戦。
決戦が終わった後は、探偵業をしている(事務所はネットカフェの部屋)。
しかし文化祭での尾嚙組と呑頭会の撃退に貢献した事で正人から破門を解かれ正式に跡取りとして任命される。
戦闘能力
ヤクザの娘なだけに、銃の扱いにも長けているが主に電気ショック程度の威力の物しか使用せず殺生はしない。