あらすじ
彼の名はラジャー。
世界の誰にも、その姿は見えない。
なぜなら、ラジャーは愛をなくした少女の想像の友達ーイマジナリー。
しかし、イマジナリには運命があった。
人間に忘れられると、この世から消えていく。
失意のラジャーがたどり着いたのは、かつて人間に忘れさられた想像達が身を寄せ合って暮らす〈イマジナリの町〉だった。
残されたのは無力な自分と、ひとりの少女の記憶だけ。
「屋根裏の誓い」の真実が明らかになる時、ラジャーは、大切な人と家族の未来を懸けた最後の冒険へと旅立っていくー。
世界は残酷で愛に溢れている。
勝つのは想像か、それとも現実か。
ラジャーと仲間達の「誰にも見えない戦い」が今、始まる。
ようこそ、イマジナリの世界へ。
登場人物
コメント
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- 想像の友達
パッチワークのウサギ
2023年12月に公開されたスタジオポノックの映画「屋根裏のラジャー」の二次創作になります。原作は「ぼくが消えないうちに」(A.F.ハロルド作、こだまともこ訳)。映画の登場人物は出てきません。世界観をお借りしました。 前話「優しい町」にかなりの思いをつぎ込んでしまい、軌道を取り戻すのに苦労し違う視点からと考えイマジナリが見えない大人を登場させました。でも見えるようになると映画のリジーだし、優しく信じてくれると「となりのトトロ」のお父さんだしと悩む悩む。主役が分かりにくくなったのが反省点です。39,622文字pixiv小説作品 ラジャーとアマンダの最後の空想冒険!!!
2023年12月24日5時56分 昨日の朝イオンシネマ江別行って、「屋根裏のラジャー」見てきて……………凄く面白かったし、新鮮な映像美だったし、これは文句なしだと思ってこれを書きました!!! 早くソフト化しないかな!!?73文字pixiv小説作品- 想像の友達
奇跡の友達
2023年12月に公開されたスタジオポノックの映画「屋根裏のラジャー」の二次創作になります。原作は「ぼくが消えないうちに」(A.F.ハロルド作、こだまともこ訳)。映画の登場人物は出てきません。世界観をお借りしました。 今回は少し生みの苦しみがありました。これまではふっと想像すればすっとイマジナリとその世界で遊べるような子供達。それができない、そして映画でジンザンが言った「イマジナリが生まれるには理由がある」のような環境ではない、想像の友達がいなくても平気な子がイマジナリを想像したらどうなるか、です。そして想像しているのが子供、だけどゲームもやるのでどこまで難しい言葉を使わせるかも悩みました。 「地球を飛び出し目指す星」は地球からはくちょう座方向300光年先のケプラー1649cのことです。2020年に発見された太陽系外惑星でハビタブルゾーン内にあるとされていますが、主星との関係が厳しいようで生命が存在できるか、と観測、研究されているようです。45,321文字pixiv小説作品