概要
BIG5の使用カード。
「屑鉄」の機械族モンスターを「融合召喚」によって新たな製品へと再生する、海馬コーポレーションの「工場長」であった大田宗一郎を表したカードの1枚。
実は漫画・アニメを通して、「融合」の魔法カードを除いた融合召喚を行うカードとして最初に使用されたカードであり、さらに遊戯王OCGの主流の1つになる墓地融合まで初めて行われている。
速攻能力について
このカードが使用されたアニメ遊戯王DMではMTGと同様にモンスターに「速攻」の概念があり、融合モンスターも例に漏れず「速攻」の能力を持たない場合は、融合召喚したターンの攻撃ができない。このカードにはその速攻の能力を付加する効果を持つ。
テキスト
詳細は不明。
劇中のテキストやセリフを基に遊戯王OCGで再現すると下記のテキストになる。
アニメでのテキストでは最後の部分に速攻の能力を与える旨が記載されている。
通常魔法
(1):自分のフィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で融合召喚する場合、自分の墓地の機械族モンスターを除外して融合素材とする事もできる。
解説
本来のテキストがかなりガバガバなテキストで、一部か解読できないものの、アニメではフィールドに出したデッキマスター「機械軍曹」と墓地に存在した「機械王」を融合素材として「パーフェクト機械王」を融合召喚している。
ちなみに、大田宗一郎のデッキマスターであるはずの機械軍曹がパーフェクト機械王の融合召喚に使用されているが、デッキマスターを儀式召喚や融合召喚に使用した場合は、デッキマスター能力がその使用先をデッキマスターとして能力が引き継がれるため、パーフェクト機械王をデッキマスターとしてデュエルが続行されている。
余談
一部の視聴者からは、「屑鉄」とはペガサス・J・クロフォードと手を組んで進める予定だった海馬コーポレーションの乗っ取りが失敗し、さらに海馬瀬人を電脳世界に閉じ込める目的のデュエルモンスターズクエストを使った作戦でも破れ、遂には役職どころか肉体まで失った自身の事も指し、「再生」なのは新たな肉体を手に入れて再起を計る意志をカードで示している、とも解釈される。そこまで深い意味が本当にあるかは不明だが。