演:長谷部香苗
概要
港署において真山薫・松村優子に次ぐ「名有りの女性キャラ」の一人で劇中では「瞳ちゃん」と呼ばれる事が多い。
TVシリーズでは「ダブル主人公であるキザな鷹山敏樹とお調子者の大下勇次というお騒がせコンビ」の傍にいる庶務として登場しており(この時点での階級は巡査)、しばしば近藤課長から「…瞳ちゃん、お茶!」とお茶を所望されるのがお約束となっていた。
『リターンズ』からは河野良美(演:監物房子。無線で「港302…」と呼びかけるために彼女の出番もそこそこ多いのだが「見た事はあるが名前は思い出せない」くらいの立ち位置にある)の後任の交通課無線係になった。
『さらば』では捜査課長となった町田透の秘書官を務めている(階級は警部補になっている)ほか、『帰ってきた』ではキャスト欄に名前があり登場が示唆されている。
人物像
3人姉妹の次女でTVシリーズの時点では両親と同居している事が明かされており、その上「父親が厳格である」事は明かされている(近藤課長から「お父さんによろしく」と言われたり、鷹山と大下からもアドリブでいじられた事もある)。
初期においては大下に気がある様な描写も多かったが、オフィスラブは御法度なのか厳格な父親の影響なのか次第に触れられなくなっていった。
余談
演者である長谷部香苗は「あぶない刑事」シリーズ監督の長谷部安春の実娘(つまり「米沢守の事件簿」の作者であるハセベバクシンオーの姉でもある)であり、作中での「瞳の人物描写」にかなり反映されている。なお彼女自身も次女である。