「パパもママも、『一番』が好きなだけで、あたしのことなんて嫌いなんだ」
演:秋田きよ美
概要
巻ノ十二『テッコツと父娘』に登場。
日向おぼろと親子喧嘩して館長出撃用ボールで撃ち出されたハムスター館長こと日向無限斎が飛ばされた先のマンションに住んでいた小学生の少女。
自宅玄関に落ちた館長を「ハムちゃん」と名付ける一方で、館長が喋ったことに驚きを見せつつも、海外出張中の両親から「一番になれ」としか言われないことを彼に打ち明けている。それに対し館長は先程のおぼろとのやり取りと重ねつつ「親は子供を心配する余り厳しくしてしまうものだ。一番じゃない時の賞状も飾ってくれるだろう?」と諭した。
しかし、彼女が住むマンションはメタル忍者テッコツメーバの細胞が寄生したビルの一つであり、程なくして他の寄生ビル共々動き出した。他のビルから中にいた人々の避難が進む中、ユリコと館長だけは内部に取り残される。そこへ、父の本心に気付いたおぼろが自転車に乗って駆け付け、鉤縄銃を駆使して2人(1人と1匹か?)を救助した。
演者について
演じた秋田きよ美は、『ひとりでできるもん!』のちいまいちゃんこと水沢まい役で有名。