概要
荒耶宗蓮が両儀式に用意した駒の一人で、視力を犠牲にして霊体を得る。
そして巫条ビルにて霊体で浮上し、近くを通った者に同じように飛べると無意識に錯覚させ、女子高生を飛び降り自殺させるという事件を引き起こす。
事件の調査にきた黒桐幹也の魂を奪ったことで、取り戻しにきた両儀式に霊体を殺されたのち、結果的に飛び降り自殺する。
両儀式とは、彼女が昏睡していた頃の同じ病院の入院患者であり、お見舞いにきていた黒桐幹也に好意を持っていた過去があった。
余談
「Fate/Grand Order」とのコラボイベントでは「ラプンツェル」という名前の彼女そっくりの少女霊がボスクラス扱いで登場するエリアが何か所か存在する。チャージ完了後に放たれる必殺技名が「俯瞰風景」であることから何かしらの関連性があると思われる。ちなみに使用スキルは味方一体のチャージを1増やす「落下」。
また、彼女によって自殺させられた少女たちの霊と思われる「七人御佐姫」という名前の少女霊も雑魚エネミー扱いで多数登場する。こちらは髪型がポニーテールの霊とショートヘアの霊の二種類がおり、ステータスは同じだがスキルは前者が敵単体の弱体耐性を下げる「夢遊」、後者が敵単体の防御を下げる「夢落」となっており、チャージ完了後の必殺技名も前者は「魂魄分け」、後者が「魂魄割け」と異なっている。ただ、全員ライダークラス扱い故にアサシンクラス扱いの両儀式に相性面で負けている。
余談だが、このエネミーたちは攻撃モーションが敵をすり抜けるような形の体当たり(?)を往復しながら三回行うというものなのだが、スキル発動時は同じ動作をその場で全く移動せずに行う。
そのため、まるで踊っているかのように見えてしまう。元々FGOの亡霊系エネミーは霊体のスケルトンみたいな奴しかいないうえ、このエネミーが意外と鬱陶しいスキルを使用するため、見た目がかわいくてスキルもあまり鬱陶しくない、攻撃回数が多いので被弾によるNPチャージもやりやすく攻撃力も低めと好意的に受け取れる点が多いことも重なり気に入ってしまうマスターが多数現れた。
もちろんコラボイベント限定のエネミー故にイベントが終わってしまえば二度と会えなくなるだろうが・・・。
実は、このイベントで登場する雑魚エネミーの内、彼女たちと屍人系以外は全員元々FGOで登場していた雑魚エネミーの名前を変えただけの使いまわしであり、何気に好待遇である。
コンプティーク連載ギャグ漫画「ちびちゅき!」では第9話に学生寮「小川寮」の不幽霊として登場。授業を受けたいが、不幽霊となっていたため困っておりこれを聞いた生活指導の藤村大河(おそらく声を演じた伊藤美紀がドラマCDで声を演じたためだろう)が「ビルに似せて作った椅子(移動用キャスター付き)を持ってくる」という大胆な一手で授業が受けれるようになった。なお、当人は恥ずかしがっていたが、第6巻で再登場した際は慣れており普通に歩いたり友達(路地裏同盟)ができるようになり屋上でお弁当を食べるFGO時代と同等の好待遇を受けている(しかし、テンションが上がると浮遊能力は出てしまう。)
復刻版で追加された高難易度クエストでは、ラプンツェルがキリエ名義で両儀式とコンビを組んで戦うことになった。
関連イラスト
関連タグ
イカルス(神話怪人)(同じように飛べるように錯覚させて飛び降り自殺をさせたが、こちらはとある実験の被験者に狙いを絞って悪事を働いている)