CV:島袋美由利
概要
ファイル10「サンヌキさんとカラテカさん」から登場した、茜理の親友で幼馴染(アニメには九話から登場)。高校卒業後には、実家の自動車整備工場で働いている。「サンヌキカノ」の怪異に巻き込まれた事を、茜理を通して空魚と鳥子が知り、二人に助けられた。
その外観は、空魚の第一印象は「ぶっちゃけヤンキー」。その口調も「~っす」とヤンキーっぽい。
茜理からは「なっつん」と呼ばれており、夏妃の方からは「アカリ」と(カタカナ表記で)呼んでいる。
来歴
茜理の家庭教師だった冴月を警戒していたため、空魚と鳥子の事も当初は訝しんでいた。
ちなみに初対面時、鳥子を空魚と勘違いしており、鳥子の方は
「こんな美人ならアカリが持ち上げるのも仕方ねーかな」、
空魚の方は本人を目の前に
「(最初言われて)は? って」
「陰キャのオタクっぽいのに、意外とビビらないし」
と、失礼な事を言っていた。
冴月に対しては、面識は無かったが、茜理と一緒の所を遠目で見ていた。
「うちあの人(冴月)、なんか嫌だったんすよね」
「OBのセンパイとかとは全然違う怖さってか、気味悪かったんで」
と、空魚に伝えている。
茜理とは幼馴染であるため、幼少時には保護者のように「かわいいから、うちが(声をかけてくる)やべーのを追い払ってた」。
しかし茜理が空手を始めてからは、腕っぷしは彼女の方が強くなり立場は逆転。しかし茜理自身は今も「なっつんは強くて頼りになる」と慕ってくれている。
茜理に対しては特別な想いを抱いており、後にファイル13「隣の部屋のパンドラ」で、空魚が茜理の部屋に泊る事を知った時。スマホの通話でそれを知って、三分くらいで大慌てで駆け付けた(その際には、茜理が空魚になついているため、あからさまにヤキモチを焼いた態度を取っていた)。
同エピソード内では、空魚のAP-1の改造も請け負う。
ファイル16「ポンティアナック・ホテル」で、茜理とともにラブホ女子会に参加。その際には茜理と二人で風呂に入っていた。その様子を見た鳥子は「付き合ってるのかな」と口にするが、小桜は「距離は近いけど、あたしはそうじゃない(交際ではない)ほうに賭けるね」と返す。
小桜とはAP-1の引き渡しの時に、小桜邸にて顔を合わせている。ラブホ女子会では、小桜から「ムードを気にするタイプだね」「まともな感性持ってていいと思う、ほっとする」と評価されていた。
ラブホ女子会以降、小桜と改めてご飯に行きたいと言っていたとの事。茜理いわく「(なっつんも)すごい人見知りするタイプなんで、そんな事言うの珍しいんですよ。なんか(小桜と)波長が合ったのかもしれないですね」(ファイル20「Tは寺生まれのT」)。
そしてファイル21にて、茜理に冴月の事を聞きに行った空魚の前に現れ、空魚が「アカリを危険に巻き込んでいる」と思い込み、食って掛かる。が、その直後に茜理の前で、仲間外れにされたと思い込み、泣き出してしまった。
そのため、裏世界の事を茜理と空魚から聞かされ(空魚は不承不承だったが)、更に茜理が空手で怪異を倒した事を聞き、辛うじて事態を納得する。
ファイル25「オモイシレ」にて、空魚に呼び出され、『鳥子から告白され、その返答を迫られている』事に関し、居酒屋にて相談を受けた。
その際には、茜理の事を(恋人として)好きだと、聞かれてもいないのに語り出す。ただし、「互いに信頼はあるものの、告白する事で関係性が壊れる」ことを恐れているとも語っていた。
そしてその際に、「勇気出してコクったのに、それを無視して今まで通りってのは勝手」と空魚に言っている。
この後で酔っ払い、迎えに来た茜理に対し「アカリ好きだよぉ」「愛してるよぉ」と口走るが、茜理自身は「はいはい」「知ってる知ってる」と流していた。