「ウチは正義の味方や!!」
「行くで、ブラちゃん！」
CV:寿美菜子
概要
漫画「文豪ストレイドッグス」に登場するキャラクターのひとりで関西弁(大阪弁)を喋る10歳の少女。一方的に国木田に計画を潰され恨みを持つ犯人 桂正作との抗争に巻き込まれてしまう。
性格はとても友好的で年上の国木田に対しても「国木田」と呼び捨てにしタメ口で接している。だが、その正義感は本物であり、どれだけ恐怖に苛まれ手が震えようとも「人助け」のために動くことが出来る強い心を持つ。
また、彼女は何の異能力も持たない一般人である。
しばらく出番はなかったが天人五衰編で再登場。空港にて猟犬部隊の条野採菊と接触し、テロリスト(という形に改変された)の探偵社の関係者だと心音で悟られてしまう。
「ウチ、まだ何も悪い事してへんで?」
と弁明するも
「探偵社が犯罪者あろうとなかろうと私はどちらでも良いのです。
あなたも私の楽しみの一つなのですよ」
と返す条野の言葉に「この人、ホンマに警察か?」とドン引きしていた。
その後、条野は正体を明かした福地に倒されてしまったが、彼は保険として文にメモを渡しており福地の正体を撮影、会話を聞かせていた。カメラのフラッシュを消し忘れてしまい福地に気づかれてしまうものの、機転でやり過ごすことに成功する。
その後は天人五衰のひとりブラム・ストーカーを連れ、お互い利害の一致から空港からの脱出を試みる。ブラムのことはブラちゃんという愛称で呼ぶ。
回想でブラムの傍らに拘束されていた女性二人のうち一人(おそらく彼の娘)に髪型が似ているが…?
吸血種の追っ手を払いのけ、貨物用トラックの中に身を潜める中でブラムの過去を知り、尚更ここから脱出しようと意気込んだ矢先、吸血種になった芥川に気付かれてしまう。自身を置いて逃げろと言うブラムに「アカン、ブラちゃん取られたら全部終わる!」と言い返し、改めて芥川を振り切ろうとするもブラム共々捕らえられ、気絶。
次に目が覚めると空港の管制塔の外にいた。彼女を見つけた敦が救助しようとしたものの、待ち構えていた吸血種の芥川と交戦。その時、文は芥川の行動に疑問を思った。「ブラちゃんが目的ならウチに用はもう無いハズや。何でウチを殺さんかったんや?」と。これは彼が吸血種となる以前に敦と交わした「6ヶ月、誰も殺すな」という約束を吸血種とされても守っていたためである。
文はブラムの吸血種を使役する能力、「邪悪なぶはははパワー」を信じて、彼に刺された聖剣ソルズレヴニを抜こうとするが、彼女ひとりの力ではビクともせず抜けなかった。しかし、文は管制塔にあった重量のあるテーブルを見つけ、それを聖剣にくくり付け、テーブルを地上に落とそうと試みる。
※ネタバレ注意
頼みの綱のテーブルが聖剣を抜くには重量が足りず、万事休すの状況に陥った文。しかし彼女は「あるやん。ここに重いものが」と宙吊りになったテーブルにダイブを敢行。彼女の決死の行動によりブラムの体から聖剣が抜け、本来の姿であろう人型の体型に戻った。直後、落下する文を自分の意思でコントロール可能になった異能力「ドラキュリア」を使って芥川を操り、救出。
これらの活躍により、文に返せぬほどの恩義が出来たブラムは彼女の騎士として生きていくようだ。
元ネタ
元ネタは不明。
また、同姓同名の随筆家・小説家が存在するが、国木田独歩との関係は不明。
