CV:増谷康紀
概要
日本国の防衛大臣。
改定九条推進派の一人として知られ、特異災害対策機動部二課やシンフォギアの存在を、「秘匿された武力」ではなく、「公の武力」として機能するよう働きかけてきた経緯があり、風鳴弦十郎率いる特異災害対策機動部二課にとって、斯波田事務次官に並ぶ良き理解者でもあった。
基本的に二課の活動については厳しい姿勢を崩さず、時に衝突する事もあったが、弦十郎の発言曰く、それは全て異端技術を扱う為に周囲から誤解を受けやすい二課の面々を思いやっての行動である。
しかし、その存在を疎ましく思ったフィーネによって、公用車での移動中にの依頼を受けた米国政府の特務隊に襲撃され殺害された。
これにより親米派の副大臣である石田爾宗(いしだよしむね)が広木の公認として繰り上がったことで、日本に米国政府の意向が通りやすくなってしまう。
なお、石田はルナアタックの後、月の破片をも砕くシンフォギアの危険性に起因する国内外からの批判の矛先を逸らすべく米国の意向を汲みつつシンフォギアの平和利用をアピールする事になる。
漫画版に収録されたテレビシリーズの前日譚にも登場しており、二課が提案したネフシュタンの鎧の機動実験を「慎重であるべき」「人道的に褒められたものではない」と一旦は却下している等、アニメ本編同様二課の活動に対して厳しい姿勢を見せている。