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めいびいの漫画『黄昏乙女×アムネジア』及び、それを原作とする諸作品の登場人物であり、サブヒロインの一人。

CV:喜多村英梨(アニメ)、沼倉愛美(ドラマCD)


概要編集

誠教学園中等部2年生。メインヒロイン・庚夕子の血縁者で、祖母「紫子」の姉にあたる夕子を「神隠し」の霊と疑っていたため、その姿は見えていたものの、怪談の影響から接触は極力避けるようにしていたが、入部以降は次第に話をするようになってきている。色々と自由過ぎる夕子にツッコミを入れつつも、女性としてはどこか憧れている。


貞一のことはぶっきらぼうながらも気にかけており、夕子の代わりに髪を伸ばしてみようかと考えるなど憎からず思っている様子である(学園祭エピソードにおいてメイドカフェの応援に駆り出され、実際にウィッグを被って夕子そっくりになる場面も)。


一人称こそ「私」だがボーイッシュな外見(ただし髪は小此木ももえよりやや長め)と男性的な喋り方をし、見得を切るような独特の立ち居振る舞いで「強い」自分を演出している。

しかしその実かなりの臆病かつ怖がりであり、恐怖のあまり本気で泣きだしてしまうことも少なくない。


左耳のピアスがトレードマーク。ももえに迫られて焦った時など、感情の動きによってLEDインジケーターのように点滅する演出がある。


なお退魔師を自称してはいるが本当にそうした力があるわけではなく、単に中学二年生にありがちな病気をこじらせているだけである(自分で考案したかっこいい退魔ポーズのネタ帳まで持っている)。

そもそも夕子以外の超常現象が存在しないという世界観な上に、その夕子も霊力や妖力のたぐいを持ち合わせているわけではないので、仮にそうした力が本当にあったとしてもあまり意味はなかったかもしれない。

…しかし、そのこじらせた演技力は原作の最終盤で思わぬ霊験(?)を発揮することになる。


備考編集

OVAとして制作された第13話「退魔乙女」では、通常版での夕子を霧江に置き換えて新規に作られた特別仕様のオープニングが採用されている(アニマックスで不定期に再放送される際、TV版全12話と併せてOAされる場合があるので要注意)。


余談編集

本作のサブヒロインとして連載中はそれなりに支持者がおり、霧江エンドを願う声もわずかに存在したが

そもそも彼女と貞一の間には恋愛フラグと呼べるものがあまり存在せず、しかも貞一がかなり早い段階で夕子に告白してカップルになってしまった上に

霧江本人に対してもはっきり「夕子さんの方が好き」と断言してしまっているため、あまりそういった側面から貞一との関係性が発展することはなかった。

一応、夕子が貞一のことを忘れてしまった際に「わたしが夕子の代わりになってやろうか?」とアプローチと取れなくもない発言をしているが、これも作者のめいびい氏によると「本気で言っているわけではなく、貞一を励まそうとしていた(そして滑った)だけ」とのこと(ツイッターの一言コメントより)。


関連タグ編集

黄昏乙女×アムネジア

音無小夜 … 『BLOOD+』の主人公。中の人が同じかつ見た目も似ており、方法・設定の違いはあるが人外の存在と対決する能力を持つ。

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