概要
「始祖の巨人」の別称。
「ユミルの民」は皆一様に見えない空間を超越した「道」で繋がっており、その「道」を通って巨人を形成する血や骨は送られ、時には誰かの記憶や、意思も同じようにして送られる。そして、その「道」は全て一つの「座標」で交わる。
その「座標」こそ「始祖の巨人」である。
エレン・イェーガーが無垢の巨人を操るのを見て、ライナー・ブラウンが「座標」と言ったのは、上記の通り「座標」=「始祖の巨人」だからである。
「座標」である「始祖の巨人」もとい始祖ユミルは、「死さえ存在しない世界」で一人で砂を使って二千年もの間、巨人を作り続けてきた。
「天と地の戦い」にて「座標」は消滅、つまり始祖ユミルは死亡したと思われるが、始祖ユミルは「死さえ存在しない世界」に存在するわけであって「死亡」という表記が正しいかどうかは不明である。もしかしたら、始祖ユミルは「死さえ存在しない世界」に一人取り残されているのかもしれない。その場合、「座標」は消滅せず存在し続けることとなるが、「道」は途切れているのでそれを「座標」と呼ぶのかは不明である。