概要
少年画報社『週刊少年キング』に連載されていた山野浩一原作、伊奈たかし画の漫画作品、および山野が脚本を担当したテレビアニメである。
あらすじ
太古の昔、超古代文明を築きながら突然水没したムー大陸。大陸住人の生き残りたちは、海底に築いたドーム内で暮らし始めた。そして長い年月の末、ムー人たちは超能力者となった。
時は現代。ムーのドームでは最高の超能力者を決めるべく、年に1度の戦いが行われていた。一人は正義感の強い少年・オスパー。もう一人は乱暴者の少年・ドロメ。戦いはオスパーの勝ちとなった。
敗れたドロメは腹いせにドームを破壊し、海上へ脱出。オスパーもドロメの後を追い、地上世界へと出た。そこでオスパーはユミという一人の美少女と出会う。国際十字警察・海津長官の娘である彼女の勧めにより、オスパーは国際十字警察のメンバーとして働くこととなった。(Wikipediaより)
登場人物
オスパー
声 - 山本圭子
ドロメ
声 - 阿部良
海津 ユミ(かいづ ユミ)
声 - 珠めぐみ
海津長官(かいづちょうかん)
声 - 家弓家正
ロバート
声 - 奥原晃
テレビアニメ
1965年12月14日から1967年10月31日まで日本テレビで放送。このうち1966年12月13日 - 1967年10月24日放送分は、それまでに放送してきた内容の再放送である。全52話。白黒作品。
制作の日本放送映画もその後身である日本テレビ動画も既に解散しており、フィルム全話分の保存状況も不明。
時代背景的にも録画環境が無かったのでアニメ版の視聴は絶望的である。
しかし、アニメを制作した会社は、日本放送映画。親会社にあたる「国映」が2019年8月に試写室の倉庫を整理した際に、「戦え!オスパー 毒蛾の大群 初号」と書かれた箱に入ったフィルムが発見された、1966年9月20日に放送された第41話「毒蛾におそわれた町」の映像だとみられている。
国映はフィルム修復のためのクラウドファンディングを始めた。